[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1762]

「若手との接し方を変えてみました」~関西地区A社長(60代)の言葉より~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

今年の年初には想像できなかったような
事態が全国的に続いておりますが、

皆様自身、そして周辺の状況は如何でしょうか?

特に都心は昨日の小池知事の記者会見含め、

予断を許さない状況となっているようです。

当該地域の皆様は今まで以上に、

くれぐれもお気を付け下さいませ。
(私も気を付けます)

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「若手との接し方を変えてみました」~関西地区A社長(60代)の言葉より~
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長・60代)と経営全般について意見交換させていた
だいた時の事。A社長の経営姿勢について中心に話を伺う中、「なるほど。そのことを意
識されているからA社長の会社は活気に溢れているんだな」と感じられる言葉をうかがう
機会がありました。中でも私自身の心に残ったのは、次の言葉。

●「自分自身のキャリアを含め、私たち世代はどうしても“売上”や“利益”というものに関
心を強く持つ傾向が強い一方、最近の若い世代の方々はそれよりも“法人としての存在意
義”や“社会性”を重視する傾向が強いように感じています」

●「そのようなことを肌で感じ始めて以降、私は自分自身のコミュニケーションのスタイ
ルを変えようと努力しました。特に若手のスタッフと接する際には、彼らが持つ価値観・
大切にしていることに視点を集中させ、そこを起点に会話を始める事を心掛けています」

●「自分のスタイルを押し付けてもうまく行かない。恥ずかしながら60代になってそのこ
とを強く痛感させられる出来事があったんです。昔は正直、ワンマン型の経営姿勢で“俺に
ついてこい”“俺の考え方を理解しろ”というスタイルのマネジメントを行っていたのですが、」

●自らのスタイルを変えようと決意した約3年ほど前と比較すると、明らかに組織の空気感
は変わってきた感覚を私自身でも覚えています。お陰様で、今は私が指示を出さなくとも職
員自らが自発的に動いてくれるようになってきました。本当にありがたいことです」・・・・

●・・・・さて、上記A社長の言葉、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?「相手
に変わることを求める前に、“自らを変える”ことを意識する」「対象者に合わせてリーダー
シップやマネジメント、コミュニケーションスタイルを変化・適応させる(≒伝えたい根幹
は変わらない)」少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自分
自身と重ね合わせてみていただいても悪くないかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は都心でデスクワーク&打合せが続きます。

皆様は今日、どのような1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。