[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1620]

某社の幹部会にオブザーバー参加させていただいて感じたこと。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

100歳以上の高齢者がついに、

“7万人”

を超えたようですね。
(正確には2019年9月1日段階で71,238人)
(住民基本台帳調べ)

調査が始まった1963年にはわずか

“153人”

だったことを考えると、

“時代の変化”

をヒシヒシと感じます。

この大きな大きな変化の中、

我々は何を変え、何を変えずに大事にしていくべきなのか?

あらためて、そんなことをぼんやり考えさせられた次第です。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■某社の幹部会にオブザーバー参加させていただいて感じたこと。
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)からの依頼で、社内の幹部ミーティングにオブザ
ーバー参加させていただいた時の事。各幹部の皆様からの各担当事業所に関する報告・分析
を横でうかがいつつ、「皆さん、大変頑張っておられるなぁ」「優秀な方々ばかりだなぁ」
などと思いながらもふと感じるところがあり、

●「何分初めての参加なので、的外れな質問であれば申し訳ございませんが、、、」と保険
をかけた^^枕詞を置きつつ、感じたところをお伝えさせていただいたところ、後日、A社長
より

●「いただいたご指摘、ハッとしました。気持ちの上では常に意識し、大事にしているつも
りではありますが、それらを事業の隅々にまで浸透させることが出来ているかというと、ど
うしても収まりの悪さを感じてしまう自分がいます」

●「また、あの場での原田さんからの質問に対し、幹部メンバーがいずれもパッと的確に応
えられなかった、という現実にも経営者として大いに反省しました。あらためて社内の全て
を見直してみます。ありがとうございました」と、とても誠実なフィードバックをいただく
機会がありました。

●誠に僭越ながら、私が会議中にご質問させていただいた内容は極めてシンプル。それは、
「皆さん各事業所のこだわりは何ですか?」「その達成度合いは現在、100点満点中何点
だとお考えですか?」「そのギャップの理由はどこにあるのですか?」「どうやってその
ギャップを埋めていこうとお考えなのですか?」というものでした。

●勿論、幹部会でもありますので数値的側面も重視しなければならないことは重々理解し
ています。しかし、あまりにも数字に偏った議論に終始されているように感じる中、

●「この方々は一体、何をゴールに事業運営されているのだろう?」という極めて素朴な
疑問が湧き上がってきた次第です(上記質問にもある通り、“ゴール”と“現実”の間に生じ
ている“ギャップ”を明確にし、そのギャップをどう埋めるか?という“議論”を行うのが
幹部会議の健全な姿ですものね)。。。。。。

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?“自社の幹部会
は果たして健全に機能しているのだろうか?(orそもそも、機能させることが出来る仕組
みが構築されているのだろうか?)少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、
時間を取り、自社にあてはめて考えてみていただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝一番の飛行機で、

島根から東京へ移動。

午後から東京都心にて

“関東ケアビジネス研究会”

を開催した後、

今度は一路、明日の仕事場である北海道へ
飛びます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。