[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1621]

某事務長との会話から、久々に元上司に教わった言葉を思い出しました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

先週に開催された、

“介護保険部会”。

まだ総論的な議論の枠を出ていないようにも
感じますが、

とはいえおさえておくべき情報が幾つも盛り込まれて
いるように思われます。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06659.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■某事務長との会話から、久々に元上司に教わった言葉を思い出しました。
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●先日、関西地区の介護経営幹部(A事務長)と人財育成について意見交換させていただい
た時の事。誠に恐縮ながら、「以前のメルマガの中に書かれていた言葉を常に意識して、部
下と接するようにしているんです」という、心から嬉しくなる言葉をいただく機会がありま
した。

●ちなみにその言葉とは、残念ながら(?)私自身が編み出した訳ではなく、私の元上司か
らいただいたもの。初めて中間管理職として部下を持った30代前半当時の私は「なんで彼
らはこんな簡単なことが分からないんだろう?」「なんでこんな浅い考えをするんだろう?」
と頭を悩ませると同時に、部下を持つ煩わしさに少々嫌気がさしていました(かなりの未熟
者ですね、すみません^^)。

●そんな私に対し、当時の上司は苦笑しながら、「原田、その思考を変えない限り、お前の
もとで部下は誰も育たない。先ず、お前の考え方を変える努力をしてみろ」とアドバイスを
してくれました。「どういう意味ですか?」今一つ意図が掴めず、半分拗ね気味に^^聞き返
した私に対し、彼は今尚、私の心に残る“ある一言”を投げかけてくれたのです。

●「何で彼らは出来ないんだろう?ではなく、何で俺は出来るんだろう?と考えてみろよ」
ポカンとする私に、その上司は更に言葉を続けてくれました。「お前だって始めから全ての
事が出来た訳ではないだろう?自ら努力して、そしてたくさんの先輩からのサポートがあっ
て、初めて出来るようになったんじゃないか?」

●「そのことを思い出せば、今、お前の部下はどのレベルにいて、そこからどういうステッ
プを踏めば成長できるか、という階段が見えてくるんじゃないか?だから、自分自身に対す
る質問をかえてみろ。様々な事が出来るようになっている今の自分の位置から部下を見下ろ
すのではなく、」

●「昔の自分を思い出しながら、彼らを下から見上げるつもりで観察してみろ。そして、そ
の上で、彼らの成長をサポートするのが自分の役目だ、と思えば少しはスッキリしないか?」
・・・・その言葉をきっかけに、私の“人財観”が大きく変わったことは言うまでもありません。。。

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少しでも心に引
っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自社の人財育成の在り方・幹部教育の
在り方等について、少しだけエッセンスを加える検討をしてみてもいいかもしれませんね
^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝から午後まで札幌市内で打合せ。

終了後、明日の全国ケアビジネス研究会に備えて
東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。