おはようございます、

（株）ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

2日連続で行わせていただいた、

「これからの社会福祉法人経営に不可欠な“経営戦略構築・実践力”
養成研修」
～不透明な時代の中でも自力で存続・発展できる力を身につけるために ～

昨日、無事に終了致しました。
（ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました！）

我ながら“骨太”と自負できる内容で、

ご参加いただいた皆様にとっては、相当ハードな時間だったのでは
ないかと思います。

特にこれからの時代、介護経営者・幹部の皆様に
とって、

“経営戦略構築・実践力”

は必要不可欠です。

その意味でも、今度は機会を見て、

法人種別を問わない形で同様の研修の開催を検討したい
と思う次第です。

皆様、その折には是非、参加をご検討下さいませ^^
（いつになるかは全く未定ですが）

では、本日のメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■「顧客インサイト」について考える。
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●昨日の社会福祉法人様向け研修で、「顧客ニーズより顧客インサイトに意識を集中させよう」という内容のレクチャーをさせていただきましたところ、とあるご参加者から「とてもインパクトがあった」という嬉しい言葉をいただきました。そこで、本メルマガの読者様の中には同じように感じていただける方がいらっしゃるかも、と思いつつ、“さわり”の部分のみとなりますが、簡単にご紹介させていただきたく思います。是非、何かを“感じて”いただければ幸いです。

●“顧客インサイト”とは、“顧客自身すらも気が付いていない本音”という意味でご理解いただいて差し支えないと思います。この“顧客インサイト”を理解することが出来れば、皆様が提供するサービスは間違いなく早期に顧客を集めることに成功し、早々と安定軌道に乗っていくでしょう（ちなみに実際の研修では、顧客インサイトを掴んだ介護事業者が要支援者・（旧）二次予防事業対象者向けの新たなサービス（保険外）を開発し、営業することなく口コミだけで約100名の月間利用人数を確保した実例をご紹介させていただきました）。

●以前よりメルマガをお読みいただいている方は記憶にある話かもしれませんが（とはいえ、前回とは異なる切り口で説明しますが）、例えば今から約20年前、引越事業に携わっていた私は、新築マンションを購入した方々をターゲットに事業を展開・拡大していました。そんな中、「1000円でもいいから安くして」と値切り倒す顧客に疲れ切っていた私は、「〇千万円もするマンションを購入した人が、何故、1000円単位で引越代をケチろうとするのだろう」といつも不満を感じていました。ところがある日、ふとした光景から、私の頭に雷が落ちたような閃きが生まれました（大げさではなく、それぐらいのインパクトでした）。「そうだ、お客様は、引越代を安くしたい、と思っているんじゃないんだ。限りあるお金を、どうせなら（インテリアや家具、設備等）“未来の生活の夢が膨らむ”“未来の生活がより快適に、豊かになる”ものに使いたい、とおっしゃっているんだ（＝逆を言えば、“引越代にお金をかけたって、未来に対する夢が膨らむ訳ではない、ということですね）」

●そこから私はカーテン販売会社や家具会社と業務提携を締結し、引越代を値切ろうとするお客様に対し、「お客様、お客様の気持はよく分かります。そこでご提案なのですが、私たちの会社からカーテンや家具、電化製品をご購入いただくことは出来ますか？それが可能なら、ぶっちゃけた話、その分、弊社に紹介手数料が入ります。なので、その手数料分、引越代金をお安くできますよ」「しかも、引越の荷物搬入タイミングと同時に取り付けやセッティングも行いますので、様々な業者とのスケジュール調整等の手間も省けますよ」等の謳い文句で、どんどん新規契約を取っていきました（この仕組みを気に入っていただいたお客様は、「じゃぁ、どうせなら、あれもこれもお宅から買うわ」とおっしゃっていただき、業者から弊社への紹介手数料が積み上がる中、結果としてお客様の引越負担は0円となる一方、弊社の1件当たり引越単価も跳ね上がる、という、とても嬉しい事態が続出しました）。

●さて、上記事例をヒントと捉えた場合、皆様の大事な顧客であるご利用者・ご家族は、本音の部分で、何をお考えになっているでしょうか？（或いは、皆様に何を求めていらっしゃるでしょうか？）未来を検討するにあたり、是非、一度、時間を取って考えてみても悪くないかもしれませんね。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都心で8時30分より3件の
打合せ。

その後、余裕があれば、福祉機器展に足を運んで
みようかと考えています。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか？

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう！

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。