[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2296]

能力を高める自分なりの方法、皆様はお持ちでしょうか。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

気温が上がったり下がったりする中で、

体調を壊される方々も増えてきているようですね。

皆様、くれぐれもお気を付け下さいますように。

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■能力を高める自分なりの方法、皆様はお持ちでしょうか。
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●先日、北関東地区の介護経営者(A社長)と久しぶりにお話させていただいた時の事。
「もうずいぶん前になりますが、原田さんが聞いたことを私自身、小さいことからではあ
りますが、実践をしてきました。自分で言うのも恥ずかしいですが、ちょっと成長した実
感もあるんですよ」と、とても嬉しいお話を伺う機会がありました。

●A社長と交わした会話は今から5年以上も前だと記憶しているのですが、その内容は何故
か私の頭の中にも明確に残っています。「どうすれば自分の仕事の能力を高め、より成長
していくことが出来るでしょうか?」という何とも答えづらいご質問をいただく中で^^、

●「人によって色々な考え方ややり方があるでしょうから“これが正解”というものは全く
ないとは思うのですが、敢えて、私個人の場合のお話をさせていただくとすると、、、」
という枕詞を付けつつ、私の個人的な方法論をお伝えさせていただいた次第です(下記)。

●私は昔から、クライアントから何か相談をされたり依頼を持ちかけられたりした際に、
よほどの場合でない限り、「少しお時間を下さい。必ずご満足いただけるようにしますの
で」と言って、「決して断らない」という方法を採っていました。仕事の依頼に対し、た
とえそれがやったことがない内容だったとしても、「出来ます」と応えたことも何度もあ
ります。

●「そんな、やったことがないことを“出来ます”というなんて、不誠実じゃないでしょう
か?」ある方からこんなことを言われたこともあります。そんな方に対し、私はいつもこ
う回答していました。

●「今、出来るなんて言っていませんよ。“出来る”と申し上げたのは、“私なら出来る”
“必ずご満足いただけるアウトプットを出す覚悟がある“という意味で言ったのです」半分
以上こじつけですが(笑)、言った以上は、必ずやりきらなければなりません。

●正直申し上げると、クライアントからいただいたオーダーに応えるために、別の優秀な
メンバーとプロジェクトを組み、結果、クライアントからいただいた報酬以上の費用が発
生してしまい、持ち出しになってしまったこともあります(過去2回ほどありました(苦
笑))。

●でも、そんなふうにしてクライアントの期待に何とか応えようとして動いたことで、結
果としてクライアントからの信頼も厚くなりましたし、自分自身の能力を高めることも出
来ましたし、信頼できるパートナーと巡りあえたのではないかと思います。

●白鳥は、湖面をスイスイ泳いでいるように見えるけど、水面下では、足を猛列に動かして
いる、という話を聞いたことがありますが、正にそんな感じでしょうか(笑)。

●以前のメルマガで、「正直とは現実に言葉を合わせることであり、誠実とは言葉に現実を
合わせること」というお話をさせていただきましたが、「出来ます」「やります」と言って
いた当時の私は、そんな定義は知らなかったものの、今、振り返れば、「誠実」に行動しよ
うとしていたのかもしれません。

●繰り返しになりますが、人によって性格や個性も様々なので、この方法がベスト、とは一
概には言えませんが、ただ、少なくとも思うのは、「出来もしないことも出来るというのは
不誠実」という、もっともらしい理屈ばかりを並べながら、結局、自分自身の能力を高める
機会をみすみす逃がしたり、

●もしくは相手の事を考えているように見せつつも、実は、自分自身のことしか考えていな
い、という方も意外に多いのではないかと思います。プレッシャーを感じ、心の中では泣き
そうになりながら(笑)、追い込まれると、人は自然に強くなりますよね。

●少なくとも経営者やリーダーは、一度はそのような体験をしてみてもいいのかもしれませ
ん。是非、今の自分を少しだけ飛び越えて、ゴロゴロ転がっている「成長の機会」をモノに
していただきたいな、と思います。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

本日は、旭川市内にて、終日研修講師を務めます。

その後、夕方のオンラインミーティングを経て、

再び札幌へ入ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。