[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2032]

よりイメージを膨らませていただけるかもしれません^^(その2)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「介護報酬の“LIFE加算”、情報提供項目を公表
厚労省 送信は翌月10日まで」

・・・・

昨日に続き、多くの皆様に関係があるかもしれません。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/2021-02-25.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■この事例、よりイメージを膨らませていただけるかもしれません^^(その2)
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●「コスト削減の最も効果的な方法は、活動そのものをやめることである。コストの一部削
減が効果的であることは稀である。そもそも行うべきでない活動のコスト削減は、意味がな
い」・・・・そんなドラッカー氏の名言から派生する形でご紹介させていただいたベビー用品
店“西松屋”の取り組み。

●本日は昨日に引き続き、同社の取り組み内容に関する記事の抜粋・換骨奪胎内容の後半部
分をご紹介させていただきたく思います。以下、ご確認下さいませ。

●「西松屋の店内には、いい意味での脱力感が漂っている。まず、あまり混んでいない。同
社は店舗運営を徹底して標準化しており、イレギュラーの発生を可能な限り避ける。実は
「お客さんが多すぎる」のも、同社としては避けたい事態だ。レジ打ちの時間が長くなった
り、納品数が増えて品出しに時間がかかったりすれば、必然的に現場にそのしわ寄せがいく
からだ」

●「何よりも印象的だったのは、西松屋の「働き方改革」が、徹底して現場を起点にしてい
るという事だ。店長やパート・アルバイト従業員だからこそ気付く問題点を、業務システム
改革部という専門部署が吸い上げる仕組みが整っている。同部には約10人の社員が所属し
ているが、彼らの仕事は問題の吸い上げと、その改善策を考えることの2つだけだ」

●「例えば、不良品が返品された際の処理。必要な書類が2種類に分かれていたが、昨年こ
れを1種類に減らした。たかが書類1種類を減らすだけの些末なことのように思えるが、
900店以上ある西松屋全体で考えると、」

●「不良品処理にかかる作業時間を年7883時間削減できる計算になるという。「この作業
はいちいち面倒くさいな」と誰もが思いつつ、「でも些末なことだ」と社内で放置されてい
る問題に思い当たる節はないだろうか。西松屋はそれを見逃さないのだ」

●「西松屋社内では、現場で起きている不都合や非効率について、その責任が誰にあるのか
を問い詰めるような雰囲気がない。店舗ごとの売り上げすらも、店長の評価にそこまで反映
されたりはしない」

●「責任を個人に押し付けず、組織全体として問題を受け止めるから、現場が臆することな
く改革に寄与する意見やアイデアを出してきて、それが「働き方改革」を加速する、という
好循環になっているように見えた」

●「日本全体の課題となった「働き方改革」の成否を握るのは、大掛かりなシステム投資や
トップダウン型の制度見直しではなく、現場で働いている人間の声に真摯に耳を傾け、小さ
な改革を弛まず続けていくことではないか――。記者の眼には、西松屋がそう静かに主張し
ているように映った」・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?「自社に何か応
用できそうなスタンスはないだろうか・・・・?」少しでも心に引っ掛かりを感じていただけ
た方は一度、時間を取り、紙に書き出してみていただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は富山から東京へ移動。

午後は東京都心から、

東北・秋田地区のメンバーと共に

「秋田ケアビジネス研究会」

をオンラインで開催します。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。