[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2024]

「この事例と通じるところが多々ありますね」~北関東地区・介護経営者より~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

先週10日に開催された、

規制改革推進会議・医療・介護ワーキンググループ。

介護現場の生産性向上をテーマにディスカッションが
展開されたようです。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/iryou/20210210/agenda.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「この事例と通じるところが多々ありますね」~北関東地区・介護経営者より~
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●関西地区の介護経営者(A社長)からいただいたご質問に端を発し、私自身が取り組んで
いた「ケアストーリー」について共有&作成しようと考えた想い・背景について簡単に説明
させていただいた、先週末から今週初めにかけてのメルマガ。

●その後、北関東地区の介護経営者(B社長)より、「今回のメルマガ、以前に教えていた
だいた“シュリッツビール”の事例とも通じるところが多々ありますね」という、とても嬉
しいコメントをいただいた次第です(B社長の記憶力、さすがです^^)

●この「シュリッツビール」の事例、ひょっとすると本メルマガにお付き合いいただいてい
る皆様の中にも何らかの“気付き”“ヒント”を感じ取っていただける方がいらっしゃるか
もしれない?という想いのもと、

●本日は是非、皆様にもあらためて本事例を共有させていただきたく思います。以下、ご確
認下さいませ(ご存知の方の場合は再確認ということでお付き合い下さい^^)

●「1920年代初頭、10社ほどの醸造会社が精力的に競い合い、シュリッツは業界8位の位
置にありました。しかし、ここからあることをすることによって、シュリッツは半年で業界
首位に立つことが出来たのです」

●「当時、どの会社の広告も、基本的には同じメッセージでした。「私達のビールは純度が
高いものです。」そんな中、シュリッツビールは何をしたか?それは、「業界で初めて、ビー
ルの製造工程を事細かく消費者に伝えた」のです」

●「ある外部コンサルタントからこの助言を初めて受けた時、経営陣はこう言いました。
「なぜ、そんなことをする必要が?どこの醸造会社もうちと同じことをやっているのに」そ
う、製造工程自体は、他社とさほど変わらないものだったのです」

●「しかし、以下の製造工程に関する宣伝を読んでみてください。「シュリッツのビール工
場はミシガン湖のすぐそばにあり、その水は大変きれいだと高い評価を得ています。しかし、
工場がその湖岸にあったにも関わらず、シュリッツは深さ1500メートルのアルトワ式井戸
を二つも掘っています。何故だかお分かりですか?」」

●「「それは、最高のビールを作るのに最適なミネラルを含有した水は、その深さまで掘ら
なければ見つからなかったからです。」「一番豊かな味と口当たりを生みだす醸造酵母菌の
元菌を見つけ、それを開発するのに、5年以上かけて1623回の実験を繰り返しました。」」

●「「水を2760℃まで熱し、再び冷却して液化させます。しかも、その完全な不純物を取り
除くために、それを3度も繰り返すのです」「ビン詰めして送り出す前に、純粋で豊かな味
を確認するため、一度の醸造ごとに必ずテイスティングをします」・・・・

●「・・・・いかがでしょうか?ただ単に純度が高いという他社と、ビールに対するこだわりが
伝わってくるシュリッツ、どちらを飲んでみたいと思いますか?同じ製造工程でも消費者
には、シュリッツのビールがはるかに価値のあるものに見えました。この結果、シュリッツ
ビールは業界1位の売り上げを達成するまでになったのです」・・・・

●・・・・さて、上記事例、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?「我々にとって
は当たり前の事でも、介護について詳しくない方には“驚き”や“感動”を覚えていただけ
るかもしれない」少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自社
の取組に応用できないか、考えてみていただいても面白いかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝から大阪のホテルにて3件のミーティング。

午後は、奈良市へ移動し、

「”With コロナ”を踏まえたこれからの人財確保・定着戦略とは」

というタイトルのセミナーを実施。

終了後は1件のミーティングを済ませた後、

東京へ戻ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。