[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1257]

近畿某地区の介護事業者が取り組もうとされている、人財による差別化戦略。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

「介護現場の生産性を飛躍的に高めるため、ICT 化を徹底推進し、

2020 年度までに介護分野での必要なデータ連携が可能となること
を目指すとともに、

現場ニーズを踏まえたロボット・センサー、AI 等の開発・導入を
推進し、

事業者による効果検証から得られたエビデンスを活用して、

次期以降の介護報酬改定等で“評価”する」

・・・・・・

6月4日(月)に開催された

“未来投資会議”

素案文からの抜粋です。

特に経営者の皆様はしっかりと目を通されておくことを
おススメする次第です。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai17/index.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■近畿某地区の介護事業者が取り組もうとされている、人財による差別化戦略。
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●先日、近畿地区の介護経営者(A社長)と今後の人財育成について意見交換させていただ
いた時の事。「介護の技術力向上については永遠のテーマとして引き続き、これからも取り
組み続けなければなりませんが、もう一つ、今後のサービスの差別化として、とある取り組
みを始めているんです」という、とても興味深い話をうかがう機会がありました。

●その後、A社長のお考えをお聞かせいただいたのですが、その取り組みの概要をうかがい
つつ、ふと、今から約10年ほど前に話題になった工業高校のことを思い出し、

●「そういえば、社長がおっしゃる差別化の効果の可能性として、近似するかもしれない事
例がありましたね。勿論、高校生の話ですし、その学校の元々の課題を含め、100%合致す
る内容ではありませんが、、、」とお伝えさせていただいたところ、

●「その事例、今回の取り組みを検討するに当たり、実は私も参考にしました。騒音計まで
は準備していませんし、同じことをすると介護の世界では問題になりそうなので(笑)、そ
の辺りは当然、斟酌していますけどね」という言葉を返していただいた次第です。

●この事例、全国的に有名な話なのかどうかは分かりかねますが^^、とても興味深い内容
として捉えていただける方も中にはいらっしゃるかもしれない?という想いのもと、是非、
本日のメルマガで皆様に共有させていただきたく思います。

●雑誌で「日本一礼儀正しい工業高校」と紹介されたり、テレビで「就職内定率のよい学校
(17年間連続で就職内定率100%!)」として一時頻繁に紹介されていた、奈良県立王子工
業高校の取り組み事例についてです(少し前のとある方のブログですが、本校の取り組みの
ポイントを分かりやすくご紹介した内容がありましたので、勝手ながらそちらを共有させ
ていただきますね。ちなみに元ネタの記事は既に割愛されてしまっているようです)。
※最近の10年間 就職率100%の高校の秘密にせまる(2010年12月の記事)

http://kobemorien.at.webry.info/201012/article_3.html
また、こちらの記事も同様の切口として参考になるかもしれません(他の取り組みにまで
話題が拡がってしまっている点はご容赦願います^^)。
※不況でも就職率100% 王寺工業高、人気の理由は?

http://www.asahi.com/edu/student/news/OSK201009250014.html

●・・・・“凡事徹底”という言葉がありますが、“言うは易し・行うは難し”でなかなか簡単に実
現出来るものではなく、だからこそ、そこに真剣に取り組む企業においては大きな“独自価
値”に成り得るのかもしれません。

●さて、上記事例、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少しでも心に引っ掛
かりを感じていただけた方は、一度、少し時間を取り、自社と対照させながら思考を深めて
みても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、新潟市内でセミナー。

終了後は明日の仕事場所、

兵庫県へ移動します。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。