[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1192]

自社事業の本質を見つめるための“問い”。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

昨日は、2011年3月11日(14時46分)から数えてちょうど

“7年目”

でしたね。

「いつも通りの日常を過ごせることが、どれだけありがたいことか」

そんな言葉を昨日、家族で交わしました。

今日、生きていられることは決して

“当たり前”

ではない。

本当に日々、

“感謝”

だな、とあらためて思う、今日この頃です。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■自社事業の本質を見つめるための“問い”。
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●先日、とあるテーマに対する思考を深めるため、自宅の書棚にある本『マネジメント(P.F.
ドラッカー著)』に手を伸ばし、ペラペラとページをめくっていた時の事。折りこんだペー
ジの文章に目を通し、あらためて非常に深い気付きを得た機会がありました。

●今日は是非、皆様にも私と同様“気付き”を感じていただきたく^^、同本に書かれていた
文言を皆様にもご紹介させていただきたいと思います。「顧客は何を買うか」という問いに
ついてです(以下、同本より一部、換骨奪胎の上、抜粋)。

●「自分たちは自動車をつくり、事業の名称は、GM(ゼネラル・モーターズ)のキャデラ
ック自動車事業部であると、キャデラックにいる人はいう。だが、キャデラックの新車に
7,000ドル(※当時)も支出する人は、はたして輸送手段を買っているのであろうか。それ
とも、主として威信を買っているのであろうか」

●「つまりキャデラックは、シボレー、フォード、フォルクスワーゲンと競っているのであ
ろうか。それとも、極端な例であるが、ダイヤモンドとかミンクの毛皮と競っているのであ
ろうか」

●「ニコラス・ドレイシュタットはドイツ生まれの機械修理工で、1930年代の大不況期に
キャデラックを引き継いだ人であるが、(中略)「キャデラックの顧客は、輸送手段を買うの
ではなく地位(ステイタス)を買っている」のだと答えた。また、この答こそ破産寸前のキ
ャデラックを救い、2年ほどのうちに、キャデラックを大不況にもかかわらず大きな「成長
事業」にまでした」・・・・・・

●さて、翻って、ご質問です。私たちの顧客は一体何を“価値あるもの”と捉え、何を買っ
て下さっているのでしょうか? この定義により、我々の“力の入れどころ”は大きく変わ
ってくるものと思います。少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は、一度、自らの
心に問いかけると共に、上記の事例を伝えながら、幹部の皆さんに同様の質問をしてみても
面白いかも知れませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は朝一番に

“朝礼甲子園”

で準優勝した弊社パートナー

“チアレッジグループ”

の朝礼を見学。
(こんな活力溢れる朝礼を毎朝、やっていらっしゃるそうです^^)

http://www.cheerage.co.jp/morningassembly/

その後、群馬県太田市へ移動し、

太田市内の事業者様と面談。

午後は太田市内でセミナー講師を担当させていただき、

終了後、明日のセミナー開催地である富山県へ移動します。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。