[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1030]

頭の体操的な話です^^

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

「介護現場の業務時間分析を行ったところ、

看護師では“個人記録”が全体の14.1%で最長。

介護職員は“食事対応(11.5%)”、“トイレ介助(10.5%)”、
“個人記録(9.8%)”の順に長かった―」

Yahoo! JAPANグループのIDCフロンティアとウチヤマ
ホールディングス、

そして九州工業大学が共同で上記数値を割り出した実証実験を
行ったようですね。

以前、私がコンサルティング会社に勤めていた頃は、

文字通り

“1日中”

スタッフの後ろにビッチリ張り付き、

ストップウォッチ片手に時間計測を行っていたの
ですが(笑)、

今ではセンシングやIoTなどの技術を用いて、

自動的に比率を算出していくとの事。

時代の進歩をつくづく感じると共に、

この数値を皆様各々の会社の状況と照合してみても
面白いかも知れないな、

と感じた次第です。

※参照記事はこちら

https://www.idcf.jp/pressrelease/2017/20170615001.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■頭の体操的な話です^^
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●先日、関東地区の経営者(A社長)と意見交換させていただいた折、「このアイデア、
理解されているようで、実はあまり使われていないかもしれないな」と感じる内容が
話題に上がりました。今日は、その時の内容を皆様にもお伝えさせていただきます。
「ボランティアの方に対する謝礼アイデア」に関する話です。

●A社長は次のようにおっしゃっていました。「学生ボランティアさんには、ボランテ
ィアの御礼として、うちの会社で出しているお昼ごはんをご馳走しようかと思っている
んですよ、うちのご飯は美味しいって評判なので」、、、、、

●このアイデア、個人的には凄くいいと思っています。仮に学生ボランティアとした場合、
どこで食事をとっても恐らくは数百円~1,000円近くは費用が発生するでしょう。それを、
1食ご馳走になる、ということは、その分、その昼食代が浮く=そのお金をいただいたのと
同じ価値があることになります。一方、仮に600円で提供しているデイサービスでお昼ご
はんを無償提供したとしても、当然ながら“600円まるまる”損する訳ではなく、実質の持
ち出しは原価相当だ、と考えることが出来るでしょう。

●他にも“相手にとって価値があり”“自社にとってもメリットが生まれる”アイデアは山の
ようにあると思います。至極当たり前のようにも聞こえますが、意外に使われていないこ
の発想、興味を持たれた方は一度、色々検討してみても面白いかも知れませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は朝一番に北海道・新千歳空港にて打合せ。

その後、東京に移動し、東京都心で打合せが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。