[ケアビジネスSHINKA論 Vol.831]

優秀な人財の確保・定着策を考える。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

先週は小倉~鹿児島~宮崎~小倉と、

九州を縦断しながら巡業(?)させて
いただきました。

今週は、今日1日のみ東京。

打合せ等の業務を済ませた後、

今晩から土曜の夜まで、関西地区にてまたまた
巡業(?)です。

今週も楽しみながら頑張ってまいります^^

では、本日のメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
■■
■■優秀な人財の確保・定着策を考える。
■■
───────────────────────────────────

●先週、九州の介護経営者と“如何にして優秀な人財を集めるか?”について意見交換をさせていただいた折、特にアメリカで活用されており、現在、経済産業省が旗振り役となって日本でも取組を広めようとしているあるアイデアについてご紹介させていただいたところ、「是非、真剣に検討してみたい」という言葉をいただきました。今日は、その内容のポイントを簡単に皆様にも共有させていただきたいと思います。“ESOP”についてです。

●ESOPとは“Employee Stock Ownership Program”の略。従業員株式制度を支援する団体“NCEO(全米従業員所有事業センター”の統計によると、米国内でESOPを導入している企業は約6,800社にものぼり(そのうち、未上場企業が9割以上)。トータルで1,380万人の従業員が株主になっているとのことで、その株式総資産額は 1.23兆ドル(約125兆円)と莫大な規模になっています。

●ここまでだと、「ESOPって、従業員持株会のことか」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は、仕組みは少々異なっています。一番の大きな違いは、従業員持株制度は自分の給料から一定額が天引きされ、そのお金を活用して自社株を買い増していく形式が一般的であるのに対し、ESOPは株式の取得費を会社が全額負担して、従業員に自社株を支給する形式であること。即ち、給料+αの報酬になる訳で、株は退職するまで換金できない規約になっているケースが一般的です。(退職時以外にも現金化出来るケースもあるようですが)

●ESOPは、優秀な人財を株主にすることで、労使が一体となって業績を上げる=株価を上げる=自身の資産が増える(or株主配当金が増える)、という目標に共に向かえることが最大のメリットだと考えられます。勿論、“株主になってもらう”ということは決して安易に考えるべきことではありませんが、優秀な人財の確保・定着策の一つの切り口として、検討してみる余地はあるのかもしれませんね。

※参照URL↓
http://www.jnews.com/

───────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、冒頭通り、都心で打合せ。

その後、大阪へ移動します。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。