おはようございます、金曜日担当の尾添です。
先週は、AIの脅威について書きましたが、今回は「学び」について。
前回取り上げたアンソロピック社のClaude(クロード)をはじめ、Chat -GPTやGemini
など、皆さん親しんで使っているAIサービスは様々かと思います。
それらAI使いこなすための「賢い使い方」に関する情報もSNSやYou Tubeに多数あります
が、そこには私たちが日々直面している「人間同士のコミュニケーション」や「業務改善」の
極意を感じることが多々。
そんなお話です。
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■■ AIからの学び
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◆正しくそして賢くAIを使いこなすためにはプロンプトや設定(チューニング)が重要です。
そしてSNS上では、そのプロンプト事例など多数投稿されており、参考にする方も多いので
はないでしょうか。
ただ質問や相談を打ち込むだけでは満足する結論は得られない。
その満足度を高めるためのプロンプトのヒント(テクニック)には私たちのリアル業務にも
活かせる考え方が多数あります。
改めてプロンプトの基礎を確認しながら、見ていきます。
①「私を質問攻めにして」でスレ違いを防ぐ
AIに「いい感じのツール作って」と丸投げするだけでは満足する結果は得られません。
それを防ぐため、最初に「私が欲しいものを具体化するために私を質問攻めにして」とAIに
お願いします。
クロードで言えば「グリルミー」ですね。
AIの質問に答えるうちに頭が整理され、結果として最短距離で理想のゴールに辿り着けます。
【介護現場では…】
「いい感じにレク企画しておいて!」と丸投げして、当日「思ってたのと違う…」となること
ありませんか?
動き出す前に、例えば「誰向け?」「予算は?」「目的は?」とお互いに質問攻めにして前提
をすり合わせることが重要。
自分自身に対しても同様、動く前に「なぜ?」を5回繰り返せなど言われますよね。
②まずは「見た目(完成形)」から
AIでツールを作る時、いきなり複雑な裏側の仕組みからではなく、まずは「見た目(画面)」
の完成イメージを固めます。
実行せずに計画だけを立てさせる「プランモード」等を使い、納得してから進めることで意図
のズレを防ぎます。
【介護現場では…】
例えば業務マニュアルを作る時、いきなり「第1章 理念とは…」から書き始めてないですか?
大事なのは“完成イメージ”であり、まずは箇条書きの計画だけで現場と合意形成すれば無駄な
作業を激減させられます。
③事情を知らない「第三者」に容赦なくダメ出しさせる
自分で作った計画は「これで完璧だ」と思い込みがちです。
そこで別の役割を持ったAI(サブエージェント)を呼び出し、事情を全く知らない状態で辛口
レビューをさせます。
【介護現場では…】
ベテラン役職者が作った完璧なはずのマニュアルや手順書。
でも、他部署の人や新人さんに見てもらうと「意味不明」と見事にツッコまれることが。。
この“先入観のない第三者の目”こそが、業務の属人化を防ぐ最強のスパイスとなります。
④キャパオーバー前の「脳内リセット」
いくら優秀なAIでも、情報量が増えすぎると判断力が落ちます。
なので容量満タンになる前に引き継ぎ事項をまとめ、AIの記憶を一度「クリア(リセット)」
して新鮮な状態に戻すというテクニックがあります。
【介護現場では…】
これ、完全に人間の脳と同じですよね。
夜勤明けの職員に続けて日勤もお願いすると、疲れから思考停止しミスが起こりやすく。。
効果的な引き継ぎや申し送り、また適度な休憩で脳をリセットすること。
質の高いケアを維持するために重要です。
⑤結局、一番大事なのは「困りごとを言葉にする力」
世の中に便利なAIツールは山ほどありますが、本当に必要なのは自施設の事情に合う「自分
専用の武器」です。
AIがどれだけ賢くなっても、必要なのはプログラミングの知識ではなく「自分が何に困って
いて、どんなものが欲しいのかを言葉にする力」なのだと思います。
【介護現場では…】
ITツールや介護ロボットの導入で失敗するのは、「とりあえず凄そうだから」と入れた時。
「今の業務のどこが大変か」「どうなればスタッフが楽になるのか」という、現場のリアル
な課題の言語化がすべてのスタート地点です。
テクノロジーは効率化のためだけでなく、ケアという「人の温かさ」を守るために使うべき
です。
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最新AIを使いこなすためのコツが、「事前のすり合わせ」「第三者の目」「頭のリセット」
といった、人間が仕事や生活をする上での基本とするべき事項というお話でした。
これは介護業界に限った話ではありませんね。
「自分たちが何に困っていて、どうして欲しいのか」を具体的な言葉にできる力は、自分や
家族、また会社を救う武器になります。
最新AIやツール、賢く使いこなしていきましょう!