[ケアビジネスSHINKA論 Vol.816]

この記事から何を学ぶか。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

昨日は、東京都心で朝から夕方まで役員会。

弊社ホームページの大幅リニューアルを進める
ことが決まりました。

我々のメッセージ・哲学がより伝わりやすくなる
ように、

プロセスを楽しみながらしっかりと作りこんで
まいります。

では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■この記事から何を学ぶか。
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●先日、いつものようにネットニュースに目を通していた折、とても興味深く、介護業界に携わる我々に様々な示唆を与えてくれるであろう記事に出くわしました。今日は、その内容を皆様にも共有させていただきます。ソニーグループの介護人材採用戦略に関するエピソードです。

引用先:
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/327441/080200107/

東京・世田谷区の祖師ヶ谷大蔵駅近くに2016年4月、介護付有料老人ホームがオープンした。「ソナーレ祖師ヶ谷大蔵」。ソニーグループが自ら開設した初めての有料老人ホームである。

立ち上げに当たり、同社グループの介護事業を担うソニー・ライフケアは2015年7月から、職員の採用募集を始めた。一般社員やパートを含め、募集定員は34人。ただでさえ介護現場の人材不足が叫ばれる環境下、世田谷区は大手介護事業者の牙城。「人材が集まらないのでは、と行政からもストレートに質問された」とソニー・ライフケア 代表取締役社長の出井学氏は明かす。ところが、その懸念は杞憂に終わった。ふたを開けてみると定員の3倍、101人からの応募があったのだ。

ソニーブランドゆえか。そうではない、という。介護パート職種を例に挙げれば「ソニーグループだから、という入社動機は5%にすぎなかった。ソニーブランドを意識していた人はほとんどいない」(出井氏)。

では何が功を奏したのか。「介護に対する考え方、商品企画、そして従業員に対する目線が評価された」(出井氏)。半年を越える採用期間を確保したことや、採用活動費を惜しまなかったことも大きい。だが決め手となったのは、従業員とのマッチングを重視した商品企画や面談にあったと出井氏は強調する。

「高齢者住宅フェア2016in東京」(2016年7月27~28日、東京ビッグサイト)の併設セミナーに登壇した出井氏は、ソニー・ライフケアが取り組んだ“価値観の共有”を重視した採用活動について語った。介護業界の志望者には「報酬ドリブンな仕事を求めるマインドセットはない」(同氏)。どのような価値を、顧客(居住者)や職員に提供しようとしているのか。その姿勢こそが吸引力になるという。

提供する介護の“質”にこだわるソニー・ライフケアがそれに劣らず重視するのが、職員が働く環境の質。業務オペレーションや居室設計を「従業員視点でもとらえる」(出井氏)発想だ。例えば、介護現場でのロボット活用に対する考え方に、その一端が垣間見える。

出井氏がロボット活用の“お手本”に挙げたのが、石川県の温泉旅館「加賀屋」。料理自動搬送システムを導入することで客室係の負荷を軽減し、接客に集中できる環境を整えた。介護でのロボット活用を考える上ではこのように「効率化によってできた時間を、いかに人と人の触れあいの時間に回せるかが大切。“客との接点”を効率化すべきではない」(同氏)。

ソナーレ祖師ヶ谷大蔵では、居室設計にも介助のしやすさなどの従業員目線を取り込んだ。全室に、人手による給水が不要な自動給水式の加湿器を配備。ベッドも転落防止を重視した超低床型ではなく、介助との親和性などを考慮した高床型を採用した。

こうした配慮をしつつ、実際の採用活動に当たっては、一般社員採用の面談は最低3回を実施したという。ソニーグループが介護事業に参入した背景や理念をアピールするなど、“面談する側からの情報提供”に注力。職場の雰囲気を魅力的に伝えられるように、1次面接は入社時の同僚になる社員が担当した。

価値観を共有すべき相手とのマッチングを重視した、きめ細かな採用活動。そこからにじみ出るのは、ソニーグループが介護事業の基本方針とする“質が量を作る”への信念だ。

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今日は、我々からの感想や視点は無しにさせて
いただきますので、

是非、皆様、想い想いに“感じて”下さいませ^^

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は名古屋で弊社社員と打合せです。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。