[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2424]

本質を見ている皆様にとって、気付きを感じていただける内容かもしれません(2)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

財政審、介護の利用者負担引き上げを重ねて要請
会長代理「経過措置を入れつつ実現を」」

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先ずは多くの方が予測される通り、

「後期高齢者医療制度の自己負担割合の基準に合わせる」

という着地が順当なのかもしれませんね。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/3323/

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■本質を見ている皆様にとって、気付きを感じていただける内容かもしれません(2)
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●北関東地区の介護経営者(A社長)と意見交換させていただいた中でふと思い出し、そ
のレポートの内容の抜粋についてご紹介させていただいた昨日のメルマガ。

●この内容、本メルマガにお付き合いいただいている、日々、物事の本質を追求されよう
とされていらっしゃる^^皆様のような方々にはA社長同様、様々な“気付き”を感じ取って
いただけるはず、との想いのもと、

●本日は昨日の続きの内容についてご紹介させていただきたく思います。以下、平成22年
に東京商工会議所が公表した「老舗企業の生きる知恵」というレポートからの抜粋です。

●「たとえば、千疋屋総本店は高品質な果物しか扱っていないが、その果物には説明書を
付けて、顧客が食べごろの時期を分かるようにしている。また、通販で商品を届けるとき
には、着いた翌日はちょうど美味しくなるように送っているという(中略)」

●「このようなことは、決して大きな差別化ではない。確かに派手さはないが、このよう
に小さなことに見える差別化を積み重ねることが、後々、大きな差別化につながり、結局
は顧客からの高い支持を生み出すことになる」

●「というのも、小さな差別化を創る能力というのは、外見的には簡単に見えるが、そう
簡単なことではないし、誰でもが模倣出来るというものではない。小さな差別化に見えて
も、顧客ごとに適した対応を模索し、通り一遍の対応に陥らないような姿勢を持ち続けて
いる。そうした考え方を従業員が共有できるような人材育成を行っているからである」

●「老舗企業の長期的存続の本質というのは、大手企業のような競争に振り回されずに、
優位かどうかの最終判断者である顧客のニーズに真摯に向き合い、そのニーズを長期間に
わたって満たしてきたことにあると考えられる(中略)。このような老舗企業の強みは、
競合他社に対して模倣不可能な“信頼”という稀少資源を生み出すことになる」

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「自社サー
ビスは果たして、模倣不可能な“信頼”という希少資源を生み出し続けているだろうか?」
・・・・少しでも心を引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自問自答する時
間を取っていただいても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も終日、東京都心で打合せ&デスクワーク。

夕方から明日の仕事場である新潟・上越へ向かいます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。