[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2309]

発想の軸があると、いろいろアイデアが出てきやすくなるかもしれません。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

およそ2年後の2024年度から全ての介護サービス事業所に
策定が義務付けられている

“BCP(業務継続計画)”

について、

「未だ策定の目途は立っていない」

と答えたところが全体の2割強にのぼっている、

という調査結果が出ていましたね。

https://www.nttdata-strategy.com/services/lifevalue/docs/r03_24jigyohokokusho.pdf

弊社はこの道のプロではないので直接のご支援は出来ませんが、

この業界のこともよく分かっており、BCP策定支援にも経験豊富な

“その道のプロ”

を紹介することは可能です。
(この数年間、全国の介護事業者様に数多くご紹介させていただきました)

何かありましたらいつでもお声がけ下さいね^^

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■発想の軸があると、いろいろアイデアが出てきやすくなるかもしれません。
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。「既存事
業からどのようなアイデアを生み出すか」というテーマに話題が移る中、話の流れからふ
と、約15年弱前、ちょうど介護福祉特化を開始した頃に飲食事業を営む先輩経営者からい
ただいた内容を思い出し、お伝えさせていただいたところ、

●「なるほど・・・・その発想になぞらえていろいろ考えてみると、いろんなアイデアが湧き
出してきそうですね。なんだか面白い、ワクワクします」と、とても嬉しいコメントをい
ただいた次第です。

●この内容、本メルマガにお付き合いいただいている皆様の中にも何らかの“気付き”や“ヒ
ント”、或いは具体的なアイデア創出の契機にしていただける方がいらっしゃるかもしれな
い?という想いのもと、

●本日は是非、私が先輩経営者から聞き、心に残った名言^^を皆様にも共有させていただ
きたく思います。以下、「介護業界も今後、顧客層の変化に伴い、現状のサービスモデル
以外にも新たなバリエーションが求められてくるかもしれない」という話題の中でいただ
いたアドバイスについてです。

●その先輩は突然、キッチンからキャベツを1個持ってきて私に対してこう言いました。
「このキャベツの仕入れ値が1玉80円だとしよう。一方、近くにある大型チェーンが大量
仕入を行い、1玉50円で仕入れていたとする。だとした場合、仮に相手が80円以下で売価
を設定されれば、俺たちの店には勝ち目がない。お前ならこのキャベツ、どう使う?」

●突然の質問に言葉に詰まってしまった私を見て、先輩は、笑いながらも次のような話をし
てくださいました「例えばこれを千切りにして、他の商品と組み合わせれば、もっと高い価
値を生み出すことが出来るわな。もしくは、これとニンジンやトウモロコシなどと組み合わ
せてコールスローにすれば、もっと高い値で売れる」

●「俺たち飲食店は皆、そうやって、如何にお客様に喜んでもらいながら、高い付加価値を
得ることが出来るか?について、日々、頭の中で考え、研究している。俺自身、介護の仕事
のことはよく分かららないので、具体的なことは言えないが、」

●「お前も今の仕事やサービスを固定的、もしくは一つの塊として見つめるのではなく、頭
を柔らかくして、千切りにしたり、コールスローにしたり等、いろんな切り口で考えてみた
ら、面白いアイデアが出るかもしれないぞ。せっかく介護業界に特化したんだったら、いろ
いろやってみろよ」・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少しでも心に
引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、A社長同様、いろいろ発想を拡げて
みていただいても面白いかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は、

4件のオンラインミーティング。

午後は東京都心にてデスクワークです。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。