[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1942]

「本当にそうなんだよなぁ」とつい、頷いてしまいました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「社会保障に係る資格におけるマイナンバー制度
利活用に関する検討会」

が10月20日(火)より開始になったようですね。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/000684478.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「本当にそうなんだよなぁ」とつい、頷いてしまいました。
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●一昨日のメルマガでご紹介させていただいた、マサチューセッツ工科大学のダニエル・
キム教授が提唱された「成功循環モデル」のお話。

●「成功や成果といった組織としての“結果の質”を高めるためには、一見遠回りに思えて
も、組織に所属するメンバー相互の“関係の質”をまず高めるべきである」「組織の関係性
の質が高まると、個人の思考の質や行動の質もよい方向に変化して、結果の質の向上につ
ながる」そんな“組織のグッドサイクル”について言及させていただいた訳ですが、

●その後、関西地区の介護経営者(A社長)より、「実行するのは大変かもしれないけど、
でも、本当にそうなんだよなぁ」と感じるコメントをいただく機会がありました。と、い
うことで本日は、A社長からいただいたコメントの一部を抜粋して皆様にも是非、共有させ
ていただきたく思います。以下、ご確認下さいませ。

●「原田さん、こんにちは。いつもメルマガ楽しみに読ませてもらっています(中略)さて、
今朝のメルマガを読ませてもらい、正に最近、私が感じていたこととピッタリ一致しました」

●「結果の質を求めつつも、つい、本質的ではなく対症療法的・刹那的なアプローチばかり
繰り返してしまうことってありますよね。私自身で言えば、過去、“人材紹介”に頼ってばかり
いた当時が正にそうでした」

●「「人材が慢性的に不足するのは組織に問題があるからだ」ということは頭の中では分か
っているものの、どうしても目の前の問題を乗り切ることばかりを優先してしまい、結果、
“喉元過ぎれば熱さを忘れる”ではないですが、紹介人材があてがわれた段階で安心してし
まい、本質的な課題への着手を行っていなかった当時のことを思い出します(中略)」

●「人材獲得コストが経営を圧迫するようになってきた3年ほど前、“いつまでもこのサイ
クルを続けていては駄目だ”と痛烈に思い、“我慢”して組織改善に集中したからこそ、そ
の負のサイクルから抜け出すことが出来たように思います(中略)」

●「当初は“紹介人材を入れながら組織改善を図っていく”というのが本来最も合理的な方法
だと思ってそうしようと動いていましたが、人間、中々そんな器用なことは出来ないもので
すよね。一旦、“楽”を覚え、それを続けてしまうと、どうしてもそっちの思考に引っ張られ
てしまうというか・・・・自分に言い訳をしながら(笑)」

●「“例えここから足らなくなったとしても、これ以上人材紹介に頼り切ることはしない”
と腹を決め、本質的な改善策を実行したからこそ、そのサイクルから抜けられたのだな、と
今、自分自身を振り返ってそう思います。そんなことを最近、強く感じていた矢先のメルマ
ガでしたので、思わずメッセージをさせていただきました」・・・・

●・・・・さて、上記A社長のコメント、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?
「負のサイクルから抜け出すために、経営者として腹を括って“我慢”出来るか」少しでも
心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、

●あらためて自問自答してみていただいても有意義かもしれませんね^^(ちなみに“人材
紹介”事業そのものが決して悪い訳ではなく、“活用の仕方”の問題だ、とA社長は仰って
いるのだと思いますので、皆様、その点はくれぐれも誤解されませんように・・・・^^)

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝一番の飛行機で12日ぶりに東京に帰宅。

以降、デスクワーク&打合せが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。