おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
「介護保険料を滞納したことで保険者に資産を
差し押さえられた人が、
2018年度の1年間で1万9221人にのぼった」
・・・・
25日に公表された、
介護保険事務調査の集計結果の一つです。
1万5998人だった前年度より、
“3223人”
増えたとのこと。
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。
↓
https://www.wam.go.jp/gyoseiShiryou-files/documents/2020/0928094406754/ksvol.875.pdf
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
────────────────────────────────────────
■■
■■この経営判断事例をどう捉えますか?~一つの示唆として~
■■
────────────────────────────────────────
●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と久しぶりにお会いしお話させていただいた時
の事。話の流れからふと、とある著名経営者のエピソードを思い出し、その内容をお伝え
させていただいたところ、「この話、今の自分にめっちゃ刺さりました(関西弁)」とい
う、とても嬉しい言葉をいただく機会がありました^^
●A社長にお伝えさせていただいたこの内容、実は6年ほど前にも皆様にご紹介させてい
ただいたことがあるのですが、あらためてこの“今”、再読していただくことで(or初めて
読んでいただくことで)ひょっとすると何らかの“気付き”、もしくは“勇気”を感じていた
だける方が中にはいらっしゃるかもしれない?という想いのもと、
●本日は是非、私がA社長にお伝えさせていただいたエピソードをあらためて皆様に共有
させていただきたく思います。下記、創業期のソフトバンク社に関する、とあるエピソー
ドについてです。
●「“今回だけ10万部、納品させて下さい。これでダメならば廃刊します”まだソフトバン
ク社が駆け出しだった1980年代初頭の、孫正義氏の言葉です。当時、ソフトバンク社は、
今後の需要を見込み、パソコン関連の雑誌を発刊していました」
●「しかし、当時はまだパソコン普及自体が黎明期であり、当然、それに準じた形の雑誌は
全く売れておらず、同社としては、雑誌部門が経営的に大きなお荷物になっていました。
“確かに将来性はあるかもしれないが、市場参入が早すぎたのではないか。このまま続けば、
パソコン雑誌部門の赤字がソフバンク本体の黒字を蝕み、社として危険な状態になる”」
●「見切り千両、ではないですが、冷静かつ現実的な判断のもと、関連メンバーは、“雑誌
部門から撤退する”ということが、合理的、かつ、正しい経営判断ではないか、と、孫氏に
進言していたようです。しかし、パソコンの将来性を信じて疑わなかった孫氏は、」
●「“ここで撤退すれば、今までの努力が無駄になる。必ずパソコンは世の中を席巻する”
との想いの元、ガンとして“撤退”という提案を受け入れず、寧ろ、一か八かの大勝負に出
ます。それが冒頭の“今回だけ10万部、納品させて下さい。これでダメならば廃刊します”
という言葉だったそうです」
●「なんと、孫氏は、赤字削減のために雑誌発刊を中止する、という選択とは全く真逆に、
“テレビCMに1億円を投じ、一気に10万部増刷することで、事業を成長軌道に乗せる”
という戦略を打ち出しました」
●「この言葉を聞いた当時のソフトバンクの幹部も、出版取次店も、全員、孫氏の意見に猛
反対。しかし、孫氏は、“自分が全ての責任を取る”と言い放ち、実際に1億円分のテレビ
CMと、10万部の増刷発行を強行します」
●「そして、その結果は、“大当たり”。テレビCMが功を奏し、今までほとんど売れていな
かったパソコン雑誌を一気に10万部売り切り、その後、出版事業は安定軌道に乗っていっ
た、というのです」・・・・
●・・・・さて、上記エピソード、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?肯定的or
否定的、様々な捉え方があろうかと思いますので私からのコメントは本日は割愛させてい
ただきますが^^、少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、頭
に留めておいていただいても悪くないかもしれませんね^^
────────────────────────────────────────
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、午前中は富山市内で打合せ。
終了後、明日からの予定のため、神戸(兵庫県)へ戻ります。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。