[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1664]

新規事業が内包している“価値”について考える。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

今週月曜日に開催された、

“第23回社会保障審議会福祉部会”。

“養成校ルート”

の国家試験義務化開始が2022年度に
控える中、

先送りを求める声が現場の関係者より相次いだ
ようです。

・・・・

「先送りすべき・すべきでない」

どちらの意見も一定程度理解できるなぁ、

と思いつつ、業界に携わる者として、

今後の動向を注視しておく必要を感じた次第です。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07756.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■新規事業が内包している“価値”について考える。
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●今週の月曜日にお送りさせていただいた、“久遠チョコレート”新規オープンに関するメ
ルマガ。文末に「進め方・設計によっては、新規事業が自社の未来を切り開くことは勿論、
現在の課題解決にも大きく貢献することもある」という趣旨の文章を記載させていただい
たかと存じますが、

●その後、中国地区の介護経営者(A社長)より、「以前に原田さんと話をした時の言葉を
あらためて思い出しました」という、とても嬉しいコメントをいただく機会がありました。

●A社長からいただいたこのメッセージ、ひょっとすると本メルマガにお付き合いいただい
ている皆様の中にも何らかの“気付き”を感じていただける方がいらっしゃるかもしれな
い?というおもいのもと、

●本日は是非、A社長からいただいた内容のポイントを皆様にも共有させていただきたく
思います。以下、A社長からいただいたメール文の抜粋についてです。

●「原田社長、ご無沙汰しております。岡山もずいぶん秋らしくなってまいりました。(中
略)さて、本日の内容、“久遠チョコレート”に対する興味・関心は勿論ですが、同時に最
後の言葉にもビビッときました」

●「「新規事業には挑戦したいのだけど、中々人の面が落ち着かなくて、、、」と愚痴(言い
訳?)をこぼしていた私に対し、「確かに全国的にも大変な状況ですよね。でも、“だからこそ
の新規事業”という考え方もあるのではないでしょうか」とアドバイスを下さった原田社長の言
葉を今回のメルマガを読んであらためて思い出した次第です」・・・・

●以下、大変手前味噌で恐縮ですが、A社長にお伝えさせていただいた私の言葉を抜粋させて
いただきます(A社長よりいただいた言葉に一部、言葉を付け加えて補強させながら)。

●「既存事業の人財確保について、これからも努力や工夫を継続しなければならないことは勿
論ですが、ゼロベースで考えてみた場合、そもそも現状の事業スキーム自体が構造(24h営業
etc)や業界風評含め、人を集めやすい体質になっていない、という見方もひょっとすると成立
するかもしれません」

●「ならば先ずは御社の今後の戦略に合致していることを前提に“そもそも人を集めやすい体質
を併せ持った新規事業”に取り組み、そこから教育・啓蒙する中で既存事業との掛け持ち、或い
は既存事業への転籍等、相乗効果を狙っていく、という視点を持った方が、リソースの有効活用
という意味でも有意義なこともあるのではないでしょうか」

●「どちらの考え方が正しい・間違いというように簡単に白・黒を付けるのは難しい話ですし、
どちらの方針を採用するかはあくまで経営者次第ですが、“人がいない”という理由で前進出来な
い状況があまりにも長く続き過ぎると組織はますます疲弊&硬直化し、経営自体が視野狭窄に陥
ってしまう可能性も否めません。その点も含めて“新規事業”ということ自体について、捉え方を
再検討された方がいいかもしれませんよ」・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少しでも心に引っ掛
かりを感じていただける方は一度、時間を取り、何か感じることはないか、あらためて思考を深
めてみていただいても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は、名古屋在住の弊社スタッフと
打合せ&ランチ。

午後から名古屋市内で

“東海ケアビジネス研究会”

を開催し、

終了後、1件の打合せを経て一旦、

東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。