[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1554]

言われてみればその通りだけど、実行している組織は意外に少ないかもしれません。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「居宅の管理者要件厳格化(=主任ケアマネ)について、
経過期間の延長を要望」

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ケアマネ協会の会長が上記意向を表明されたようですね。

現行では2021年3月までの猶予期間となっていますが、

これをもう3年間延ばして

“2024年3月”

にしたい、という意向の様子。

本情報、関心事の一つとして今後も
追いかけていきたいと思います。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■言われてみればその通りだけど、実行している組織は意外に少ないかもしれません。
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●先日、東海地区の介護経営者(A社長)と組織活性化について意見交換させていただい
た時の事。「一枚岩の組織をどうつくっていくか?」というテーマに基づき様々な取り組
みをうかがう中、「言われてみればその通りだけど、実行している組織は意外に少ないか
もしれないな」「でも、絶対有意義だろうな」と感じられるアクションについてうかがう
機会がありました。

●A社長が実践されているこの内容、本メルマガにお付き合いいただいている皆様の中に
もきっと、興味・関心を覚えていただける方がいらっしゃるかもしれない?との想いのも
と、本日は是非、私がうかがったお話の概要を皆様にも共有させていただきたく思います。
“時代に逆行して、敢えて会議を増やす”という取り組みについてです。

●“省力化”“生産性向上”というキーワードが世の中を席巻する中、デジタルツールを取り入
れようとされている法人様も多いことと思います。そして、その取り組みとトレードオフさ
れる形で削減傾向にあるのが、一同に集まって顔を合わせる“会議”と呼ばれるもの。

●しかし、A社長が経営されている法人では、このご時世に敢えて一堂に集まる“会議”の量を
大幅に増加させた、と言います。とはいえ勿論、やみくもに人を集めればよい、ということ
では当然なく、そこにはある意図を込めている訳で、その意図が最たる形で表れているのが、
“職種別に横串で職員を集める”という形態。

●“機能訓練指導員会議”“看護職会議”“生活相談員会議”そして、“介護職会議”・・・・このような
形で事業所ごとの垣根を超えて、短時間でもいいから頻度良く集まることで、各事業所で起こ
っている悩みやうまく行っている事例を共有し合う空気が段々と醸成され始め、今では自主的
に集まるグループなども出てきているようです。。。。

●・・・・さて、上記A社長が取り組まれている内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょ
うか?少しでも心に引っ掛かりを感じられた方は一度、時間を取り、自社でも応用可能かどうか
検討を深めてみても有意義かもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝から都心→埼玉→静岡と時間に追われながら^^
打合せが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。