[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1480]

会議の“型”をどのように変えたのか?~昨日の内容の続きから~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

以前にも似たような取り組みを行っている法人の
事例を共有しましたが、

再び同様の取り組みをされている法人様の取り組みを
目にしましたので、

ご紹介させていただきたく思います。

色々ヒントが詰まっていると思いますので、

採用マーケティングの視点を磨くためにも是非、

ご関心をお持ちの皆様は下記をご確認くださいませ。

※サッカー選手が介護アシスト 加古川の福祉グループ、
20人超を社員採用

https://www.sankei.com/region/news/190327/rgn1903270023-n1.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■会議の“型”をどのように変えたのか?〜昨日の内容の続きから〜
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●昨日のメルマガでご紹介させていただいた「会議の“型”を変えて以降、明らかに組織の
空気が良くなった気がします」その一つの表れとして“ヒヤリハット”並びに改善提案の量
が1年前と比べて劇的に増加してきた、という、関西地区介護経営者(A社長)のお話。

●では、会議の“型”をどのように変えたのか?今日は、A社長からうかがった、シンプル
だけどパワフルだろうな、と感じたポイントを2点、皆様に共有させていただきたいと思
います。

●まず、一点目は、ずいぶん以前のメルマガでもご紹介させていただいた、会議の“グラン
ドルール”を決めた、ということ。“全ては仕組みの問題。決して犯人捜しはせずに、仕組
みによる解決策を考えよう”そのようなフレーズをつくり、

●そのルールに基づき会議を運営することを決めたと共に、それらを定着させるために、会
議の開始前の事前確認、並びに会議の終了後の振り返り(=グランドルールをキチンと守っ
て運営できたか?)を参加者全員で毎回確認し合うことを徹底してきているとのこと。

●そして二つ目は、会議の中で「何故これが起こったんだろう?」という問いかけ以上に、
「何を変えればこのような問題は二度と起きなくなるんだろう?」という言葉を多用する
ことを意識している、とのことでした。このポイントについて、A社長は次のようにおっし
ゃっていました。

●「原因を追究することも大切なことだし、決してそのこと自体を否定するつもりは毛頭な
いんです。でも、話し合いを“過去志向”視点から始めるより“未来志向”視点から開始し
た方が前向きな議論になりやすいんじゃないかな、と言うのが僕の考えです」

●「勿論、その志向の中で原因にも必ず触れざるを得ないことは間違いない。でも、“未来
志向”の枠組みの中で原因を議論することで、比較的感情をこめず、冷静に議論がしやすく
なる、という効果を狙っていますし、事実、そういう効果を感じています」

●「また、“何故”という問いかけは比較的人の気持ちを窮しやすくさせるんじゃないかな?
とも思うんです。それより“何がそうさせたんだろう?”“何を変えればうまく行くんだろ
う?”等々、“何”という言葉を多用することで、客観的に事実を見つめる事が出来るよう
になってきているんじゃないかな、と思うんですよね」・・・・

●・・・・さて、上記A社長のアイデアみ、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?
少しでも心に引っ掛かりを覚えていただいた方は一度、時間を取り、自社でも応用可能か?
他にもどんな工夫が出来そうか?等々、少し考えてみても面白いかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都心にてデスクワーク&打合せが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。