[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1479]

「〇〇を変えて以降、組織の空気が良くなった気がします」興味深い話を伺いました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「経済的に困窮するネパールの孤児らを外国人技能実習生と
して受け入れることを目的に、

神戸の事業者がネパールに介護と語学の学校設立」

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とても興味深い取り組みですね。

関心をお持ちの皆様は是非、下記をご確認くださいませ。

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20190326-OYO1T50013/

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「〇〇を変えて以降、組織の空気が良くなった気がします」興味深い話を伺いました。
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と組織活性化について意見交換させていただいた
時の事。「私自身の考え方を反省すると共に、会議の“型”を変えて以降、明らかに組織の
空気が良くなった気がします」その一つの表れとして“ヒヤリハット”並びに改善提案の量
が1年前と比べて劇的に増加してきている、との興味深い話をうかがう機会がありました。

●A社長からうかがったこの内容、本メルマガをお読みの皆様にもひょっとすると一定の
“気付き”“ヒント”をご提供出来るかもしれない?という想いのもと、本日は是非、A社
長よりうかがった内容を皆様にも共有させていただきたく思います。以下、A社長の発言の
ポイント抜粋についてです。

●「“現場で発生する問題の根本原因は、問題を起こした“人”にある訳では決してない。
本質的な原因は全て、組織内の“仕組み”に在る”職員に対し、今までそのような話を常に
してきましたが、ひょっとすると私の心の中のどこかには、やはり、“人”そのものに原因
があることもある(多い?)のではないか、と考えていた節があったのかもしれません」

●「そんな或る時、退職する職員に言われたんです「社長は“ヒヤリハットを積極的に挙げ
よう。その人自身のせいにすることはないから”と常に仰っていますが、最終的にはヒヤリ
ハットを起こした“人”の姿勢や態度に問題がある、というような話で収束してしまうこと
が多いと感じていました。ハッキリ言って、信頼できないです」って」

●「そんなことはない、という反論の気持ちが真っ先に頭に浮かびましたが、でも、その場
を離れ、あらためて自身の発言を振り返ってみると、確かにそのようなニュアンスに近い発
言をそれほど深く考えずにしてしまっていることもあったような記憶が蘇ってきました。
それでは確かに現場は混乱しますよね。我ながら、正直、ショックでした」

●「ただ、“反省しました。意識して変えていきます”だけではそれこそ、私という“人”
そのものに問題があった、という話で終わってしまう。そこで、改善Mtgを行う際に幾つ
かの工夫を凝らすようにしたんです。すると、その工夫を実行して以来、徐々に組織の空気
が変わり、今では見違えるような職場になった気がします。職員自らがそう言ってますから、
恐らく間違いないとは思っているんですけど(笑)」・・・・

●・・・・さて、上記A社長の取り組み、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?
「では、A社長はどんな工夫を試みたのか」そちらの内容は是非、明日のメルマガでお伝え
させていただきたく思います。 “仕組みを憎んで人を憎まず”自分ならどのような打ち手
を講じるか?既におやりになられているであろうことを含め、是非、皆様の中でも色々考え
を熟成させてみて下さいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も、北海道某市にて、

朝から夕方まで、

とある社会福祉法人様の研修にオブザーバー
として参加。

終了後、東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。