[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2543]

“我が事感”含め、「耳が痛いけど大事だな」とあらためて認識しました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「厚労省、終末期の意思決定支援の推進策を検討
来年度の介護報酬改定の論点に」

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“地域包括ケア”

の実現において、大変重要な論点だな、と感じた次第です。

関心をお持ちの皆様は下記をご確認くださいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/9414/

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“我が事感”含め、「耳が痛いけど大事だな」とあらためて認識しました。
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●先日、特化ではないものの、福祉事業者向けの経営支援も複数行っているA氏と久々に
会い、意見交換させていただいた時の事。異業種企業も並行している支援している彼と話
す中、非常に耳が痛い、でも、重要だなぁ、とあらためて感じる言葉を耳にする機会があ
りました。

●「未来を冷静に俯瞰した場合、福祉業界はそろそろ“コンフォート・ゾーン”から抜け出
し、意識的に“ストレッチゾーン”に身を置くような事業者(経営者)がもっと増えてもい
いと思うんですけど、あんまりそういう人と出会わないんですよね。皆さん、このままで
いい訳ないってことは十分分かってはいるんでしょうけど」・・・・

●ご存知の方も多いと思いますが念のため、コンフォート・ゾーンとは“安心感があり居
心地が良いと感じる心理領域”の意味。一方、ストレッチ・ゾーンとは“コンフォート・
ゾーンを抜け出て、不安やストレスを感じる心理領域”という意味で、このストレッチゾ
ーンにいる時に人や企業は成長する、と言われています。A氏の言葉を続けます。

●「自らが今、コンフォート・ゾーンにいることを認識し、意識してストレッチ・ゾーン
に移行することを考えなければ、“現状維持”どころか“後退”になるだけですよね。100%
顧客から報酬をいただいている業界の経営者と触れ合う機会が多いから、ますますそう強
く感じてしまうのかもしれませんが、」

●「ご利用者の為、働く社員のためにも、経営者自身が“会社の存続”ということをより強
く自覚して真剣に、能動的に動かなきゃいけないんじゃないかな、って気がするんです。
だって、“安泰”って言い切れる環境には全くないじゃないですか」

●「この状況って介護保険システムが生んだ負の側面なのかもしれないですけど、でも介
護保険や国が事業者を守ってくれるなんてありえないわけですし、、、、大丈夫かな?っ
て不安に思うんですよね。せめて自分のクライアントだけは、と思って取り組んではいる
んですけど・・・・」・・・・

●・・・・さて、上記A氏の言葉、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「自社
が存続できるかどうかは、経営者自身の“自覚”にかかっている」・・・・少しでも心に引っ掛か
りを感じていただけた方は一度、時間を取り、あらためて自社、及びご自身の状態について
確認・点検してみていただいても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都心にて、午前中は3件のオンラインミーティング。

午後は九州地区の経営者様の東京出張に合わせ、

1件のリアルミーティング、

その後、再びのオンラインミーティングへと続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。