[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2153]

“雑駁”な“雑感”ですが、でも、案外大切な事ではないかと^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「月給制で働く無期雇用の介護職の賃金は、

平均で月24万3135円(額面・毎月決まって支払われるもの)」

・・・・

昨日もご案内させていただいた、

“令和2年度 介護労働実態調査結果”

からの抜粋です。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

http://www.kaigo-center.or.jp/report/2021r01_chousa_01.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“雑駁”な“雑感”ですが、でも、案外大切な事ではないかと^^
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●「“刺激”と“反応”の間に隙間を開ける」・・・・ご存知の方も多くいらっしゃるかもしれま
せんが、世界的な名著(私も毎年、読み返します^^)・7つの習慣の中の第一の習慣「主
体性を発揮する」というテーマの中で出てくる有名な言葉です(確か)。

●オンラインやオフラインを駆使しながらコロナ禍前と変わらず全国の様々な介護経営者
とお会いし、意見交換を重ねている私ですが、そのような日々の中で最近、この言葉の重要
性をヒシヒシと感じることが多くなっています(と言いますか、「対話を通じ、無意識の内
に私の頭の中にこの言葉が浮かび上がってくる」という表現の方が実際の感覚に近いかもし
れません)。

●起こった(或いは起こりそうな)出来事・事象に対して自身の感覚・感情だけで瞬間的に
判断したり、或いは世の中の風評・一般論を鵜呑み・盲信するのではなく(or一抹の気持ち
悪さを覚えつつも何となくその気持ちをごまかしてやり過ごしてしまうのではなく)、「先
ず、事実・実際はどうなっているのか?どんな現状なのか?」を冷静に整理・把握した上で、

●次に、複数の選択肢を頭に描きながら「自社(自身)の未来にとって、この事実をどう捉
え、どう位置付けるのが最適なのか?」を自問自答し、その上で、「選び取った理解のもと、
どのようなアクション(言動含む)を取るのが最適なのか?」を考え、

●最終的に安定感・納得感を持った答を導き出す・・・・字面にすると本当に“当たり前”のよう
に感じますが、いざ、現実社会への投影を試みると、意外に簡単な事ではないのかもしれま
せん。

●例えば、「これからの“自立支援”って、本質的に何が必要なの?どうあるべきなの?」
「これからの“介護予防”って、本質的に何が必要なの?どうあるべきなの?」「これからの
“共生社会”って、本質的に何が必要なの?どうあるべきなの?」「これからの“組織づくり
(人財確保・定着)”って、本質的に何が必要なの?どうあるべきなの?」・・・・

●そのような“問い”を自らに対して立てた場合、それらの事象・テーマに対して(刺激と
反応の間に隙間を開けながら)どう向き合い、安定感・納得感を持った“自分なりの答”を
出していくのか・・・・経営者がどれだけこの思考を深め、研ぎ澄ませられるか?これが、こ
れからの各々の法人の“未来を決していく”のだ、と思います。

●そんな「刺激と反応の間の“隙間”を見出し」「どのような視点や視座、選択肢を提示し」
「どのようなアクション案を発信・提示できるのか」・・・・我々も“覚悟”を持ち、思考をフ
ル回転させ、突き詰め、頑張らなきゃいけないなぁ・・・・とあらためて感じた、大阪から富山
へ向かう“特急サンダーバード”の車内での一時でした^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前・午後と富山市内で打合せ。

終了後、東京へ戻ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。