[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2069]

我々の仕事の報酬は・・・・?

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

社会保障制度の見直しがテーマとなった、

4月15日の

“財政制度等審議会”。

介護領域に関する整理・提言は、

資料「社会保障について」のp62~p72に記載されています。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20210415zaiseia.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■我々の仕事の報酬は・・・・?
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●オンライン・オフラインを問わず日々、全国の介護経営者、もしくは介護業界を支援さ
れようと活動されている法人・個人の皆様と意見交換をさせていただいている私ですが、
皆様との日々の対話を紡ぐ中、あらためて最近、思い出した言葉があります。それは、

●“世界で一番大切にしたい会社”という本の共著者であるビル・ジョージ氏の、同本内に
書かれていた言葉(ちなみにビル氏はメドトロニック社の元CEO。メドトロニック社は、
心臓ペースメーカーを中心とした医療機器の開発・製造・販売を行う世界企業です)。

●同社の創業者であるアール・バッケン氏からCEOを引き継いだビル氏は、その後の13年
間で、会社を50倍以上の企業価値にまで向上させました。そんな彼の、次の言葉をふと思
い出し、是非、皆様にもあらためて共有させていただきたいな、と感じた次第です(下記)。

●「その後の13年間で、(中略)メドトロニックの株主価値、つまり時価総額が11億ドル
から600億ドルになったことを成功の証拠だと言う人がいるかもしれない。だが私はむし
ろ、健康を回復し満たされた人生を取り戻した人の数が、1989年の30万人から今や1000
万人増えたことの方がはるかに説得力のある証拠ではないかと思う」

●「当社の提供する治療法を通じて健康を回復した人々の物語こそが、従業員、医師、看護
師、技師、サプライヤー、投資家、コミュニティなど、メドトロニック・ファミリーを構成
しているすべてのステークホルダーにとっての本当の報酬である」・・・・

●・・・・さて、上記文章、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「私たちの仕
事の価値、そして本当の報酬って一体何なのだろう?」少しでも心に引っ掛かりを覚えてい
ただけた方は一度、時間を取り、自問自答の上、あらためて思考を整理してみていただいて
も有意義かもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は埼玉県内でクライアント法人とミーティング。

午後は明日の仕事場である北海道・旭川へ向かいます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。