[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1356]

「もっと頭を柔らかくしておかなければ」~首都圏介護経営者とのやりとりから~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

今後の社会保障のあり方について議論が行われた、

“財政制度審議会”。

介護領域については、主に当日の資料の84p以降で
言及されています。

ご関心をお持ちの皆様は、下記をご覧くださいませ。

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia301009/01.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「もっと頭を柔らかくしておかなければ」〜首都圏介護経営者とのやりとりから〜
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●先日、首都圏地区の介護経営者(A社長)と今後の事業展開について意見交換させていた
だいた時の事。“異業種(≒競走市場)から学ぶ”というテーマで議論を行う中、最近、都
心で注目を浴び、FCによる全国展開を開始されている某飲食事業についてご紹介させてい
ただいたところ、

●「こういう発想、最近よく聞きますし、私たちの業界でも今後、応用できる部分があるか
もしれません。私自身、もっと頭を柔らかくしておかなければ」という、とても柔軟な反応
をいただくことが出来ました。この内容、ひょっとすると皆様にも何らかのヒント・刺激を
ご提供出来るかもしれない?という想いのもと、

●本日は是非、皆様にもA社長にご紹介させていただいた飲食事業についてご紹介させて
いただきたく思います。“原価ビストロBAN!”という事業についてです。

●同社HPには“原価ビストロBAN!について”というページの中で、次のような紹介文が載
せられています「美味しい料理が食べたい、お酒も思いっきり楽しみたい!でもすごくリー
ズナブルに楽しみたい!当店ではそのニーズにお応えいたします」

●「入場料500円(2時間制)頂く代わりに、お飲み物は全てほぼ原価でご提供。鮮度を重
視し、自家製、手作りに拘り、週替りや月替りメニューもご用意」・・・・また、昨年の日経MJ
では、同業態について次のような記事が掲載されていました(記事の文章を抜粋してご紹介
させていただきます)

●「全国で居酒屋約200店を運営するKIDSホールディングス(東京・新宿)は、酒類の
原価販売を掲げた飲食店を多店舗展開する。客は入場料540円を払えば、ハイボール1杯
税別60円など格安の料金で飲める。酒類の収益は度外視して来店を促し、料理の注文を増
やす狙い」

●「酒はカクテルやワインを含め約90種類を用意。入場料は客一人一人から徴収し、2時
間制とする。店名通り酒類は原価販売をうたい、通常の居酒屋では中ジョッキで400円程
度が主流の生ビールは税別160円、ワインはグラス1杯同150円から提供する」

●「一方、料理は食材にこだわったやや高単価のメニューをそろえる。A4ランク以上の黒
毛和牛を使った「和牛カルパッチョ」や、「子羊背肉のグリル」など特に肉料理を充実さ
せる」・・・・(以上、日経MJ平成29年8月9日号より抜粋)

●さて、上記情報、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少しでも興味・関心
を覚えていただけた方は、一度、時間を取り、私たちのこれからの事業に何か応用出来ない
か、社内でアイデア出しをしてみても面白いかも知れませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、熊本市内にて

“南部九州ケアビジネス研究会”

を開催。

終了後、明日の予定に合わせ、

東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。