[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1338]

とてもシャープな感想をいただきました。~先週・昨日の他業種事例から~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「状態が急変した終末期の高齢者らを救急搬送する際、

居合わせた家族や介護職員から

「本人が心肺蘇生を拒否する意向を示していた」

などと伝えられた経験のある消防本部が85%にのぼる」

・・・・・・

総務省消防庁の調査結果だそうです。

これらの調査結果、及び地域で療養する高齢者がさらに
増える今後を見据え、

消防庁は有識者会議を設置。

極めて重く難しい判断を迫られる現場が混乱しないよう
検討を重ね、

年明けをメドに報告書をまとめるとのことです。

上記テーマにご関心をお持ちの皆様は是非、

下記をご確認下さいませ。

心肺蘇生を望まない傷病者への救急隊の対応に関する
実態調査結果(速報版)

http://www.fdma.go.jp/neuter/about/shingi_kento/h30/kyukyu_arikata/syoubyousya/03/shiryo1-1.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■とてもシャープな感想をいただきました。〜先週・昨日の他業種事例から〜
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●昨日及び先週のメルマガでご紹介させていただいた、“スープストックトーキョー”及び
“ワークマン”2社の事例。“今後の新たなサービスを検討する上でのヒント”という位置
づけでご案内させていただいたところ、

●いつも私のメルマガをお読みいただいている関西地区の介護経営者(B社長)より、正に
“我が意を得たり!”と感じられるフィードバックをいただく機会がありました。というこ
とで本日は是非、B社長からいただいたフィードバックのポイントを皆様にも是非、共有さ
せていただきたく思います。以下、B社長からいただいた内容の抜粋についてです。

●「原田さん、こんにちは。いつもありがとうございます。(中略)先週のワークマン社の
事例と今日のスープストックトーキョー社の事例を読み、以前のセミナーで原田さんがお
話されていた“プロダクト3層モデル”を思い出しました(中略)」

●「この枠組みで頭の中を整理すると、“では、うちに当てはめた場合どうなるか?”と思
考が進みやすくなるように思います。いつも脳が動き出す貴重な情報、ありがとうございま
す」・・・・(“脳が動き出す”何とも嬉しいフィードバックです^^B社長、こちらこそお忙し
いところ、ありがとうございました!)

●ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、“プロダクト3層モデル”とは、製品(或い
はサービス)の価値構造を“中核”“実態”“付随機能”の3層に分けることで整理する思考
方法です(“コトラーの3層モデル”とも呼ばれますね)。図示すると、こんなイメージでし
ょうか(私の以前のセミナー資料からの抜粋です)。

http://carebp.com/file/180913mm.pdf

●B社長の言葉をもう少し突っ込んで咀嚼・解説させていただくとするならば、「異なるサ
ービス対象者(顧客)を想定し、彼らが求める事と、自社のサービスを3層で見つめ直す事
によって、新たなサービスモデル案が生み出しやすくなる」ということだと思います。

●例えばサービス対象者を既存のご利用者ではなく“ご家族”、或いは“地域にお住いの高
齢者”、或いは“介護離職に悩む企業”等と想定した場合、自社の強み・ノウハウを活かし、
どのような“中核”“実態”“付随機能”を描けるか、、、と考えていくことで、新規サービス
のアイデアが出しやすくなる、ということなのでしょう、、、、

●さて、皆様の深考を妨げてしまうのは本意ではない為^^、この場でのこれ以上の深耕・
深掘りは控えさせていただきたく思います。上記B社長からいただいたフィードバック、
皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少しでも心に引っ掛かりを感じていた
だけた方は、是非、一度、上記視点にのっとり、あらためて思考を整理・深めてみていただ
いても面白いかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、千葉・外房地区にてクライアント法人様との
ミーティング。

それ以外は東京にてデスクワークです。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。