[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1292]

「新しい肩書をつくりました」~東海地区・A社長からいただいた話より~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「外国人労働者の新たな在留資格について、

来年4月の運用開始を目指す」

・・・・

一昨日の記者会見にて、

菅官房長官が発言されたようですね。

詳細情報は今後となりますが、

ご関心をお持ちの方は、頭に置いておいた方が良い
情報かもしれないな、

と感じた次第です^^

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

────────────────────────────────────────
■■
■■「新しい肩書をつくりました」〜東海地区・A社長からいただいた話より〜
■■
────────────────────────────────────────

●先日、東海地区の介護経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。「以前のメ
ルマガを読んで、あらためて自社で決めた事があります」という言葉から始まる、とても嬉
しいお話をお聞きする機会がありました。

●この話、ご参考にしていただける方も少なからずいらっしゃるかもしれない?という想
いのもと、本日は是非、A社長からうかがった内容を皆様にも共有させていただきたく思い
ます。自社の職員につけた“新たな肩書・セルフイメージ”についてです(以下、A社長か
らいただいた言葉の要約です)。

●「少し前のメルマガで、生活相談員に“QOLデザイナー”という肩書を付けた法人の話
や、介護職員に“ライフサポーター”、ケアマネに“ライフサポートプランナー”という肩
書を付けて職員の視座を高めようとされている法人の話があったじゃないですか。あの後、
この発想を当社で何か応用出来ないだろうか?と考えてみたんです」

●「今の役割を表現するだけではなく、未来を見据え、法人の期待も込めた肩書を何かつく
れないだろうか?色々と思考を巡らせた結果、ある時ふと、私の中にあるイメージとピッタ
リの言葉が頭に浮かび上がってきたんです。それは、“サービスクリエイター”という肩書
です」

●「既存の業務をしっかりこなしていくことも勿論重要ですが、それだけではなく、日々の
現場の中から“ご利用者・ご家族に今以上に喜んでいただける状態を実現するためには、ど
のようなサービス・支援が必要か?”という未来の“種”を拾い上げ、積極的に提案できる
ような視点を持った職員に成長して欲しい。そんな想いで“サービスクリエイター”という
肩書を思いついた次第です」

●「正直、発表してまだ間もない事を含め、現場職員はこの言葉に未だピンと来ていないと
思います。でも、今後、この言葉に基づいて、会議の中で話し合う時間をつくったり、提案
箱をつくったりしてどんどん盛り上げていこうと思っています。“私たちはご利用者・ご家
族に今以上の喜びを提供するサービスクリエイターです”このフレーズ、頑張って社内で浸
透させていきたいと思います。貴重なきっかけをありがとうございました」・・・・

●さて、上記内容、皆様は如何思われましたでしょうか?少しでも心に引っ掛かりを感じて
いただけた方は、一度、A社長同様、「はて、自社ではどうだろう?」と時間を取って考え
てみていただいても面白いかも知れません。ひょっとすると職員全員がワクワク出来るよ
うな肩書・セルフイメージが湧きあがってくるかもしれませんね^^

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、熊本市内にて

“南部九州ケアビジネス研究会”

を開催。

終了後、5日ぶりに東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。