[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1003]

短いけれど、奥深い言葉をうかがいました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

“1億総活躍社会の構築に向けた提言”

5月10日、自民党から発表されましたね。

65歳までは

“完全現役”、

70歳までは

“ほぼ現役”、

65歳~74歳までは

“シルバー世代”

として、

本人が希望する限りフルに働ける環境を
国・地方・産業界あげて整備し、

“支え手”

にまわっていただける社会の構築を目指す―

・・・・・・・

ご関心をお持ちの皆様は、下記資料をご確認
下さいませ。

https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/134900_1.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■短いけれど、奥深い言葉をうかがいました。
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●先日、関西地区のとある介護経営者(A社長)と組織づくりについて意見交換をさせてい
ただいた折、A社長の“志”の表れともとれる、非常に印象的な言葉が会話の中に何度も出
てくることに気付きました。この言葉、同じく経営に携わっている我々にとって、色々思考
を深めるきっかけになるかもしれないな、と思いつつ、今日は、A社長の“こだわり”のこ
もった、この、短いながらも奥深い言葉を皆様にも共有させていただきます。“2つのサー
ビスを両立させてこそ組織がうまく機能していく”という話の流れの中で出た言葉につい
てです。

●A社長の言葉・考えを超・要約すると次の通りです。「私は、介護サービスには、“身体の
支援”と“心の支援”の両輪が必要だと思っています」「そして、その支援を実践・全うし
ていくためには同じく、“2つのサービスの質を高めること”が不可欠となる。一つは“顧
客サービスの質”、そして、もう一つは、“社内サービスの質”です」「決して優先順位をつ
けるような話ではないかもしれませんが、介護業界の就職環境が完全に“売り手市場”にな
っており、今後もその環境が続くことが間違いない今だからこそ、私たちは“社内サービス
の質を追求していきたいと考えています。原田さんがよくいう“KPI”ではないですが、こ
れを追求し続ければ、必ず“顧客サービスの質”は上がる、と考えているんです」。。。。。

●この発想、随分昔のメルマガでもお伝えした概念“サービス・プロフィット・チェーン”
とほぼ同義であると考えて差し支えないと思いますが、敢えて、“社内サービス”という言
葉を用いるところに、“人財確保・定着にも、従業員を”顧客“と見立てる思考・発想が不
可欠になる”というA社長の志・信念を強く感じた次第です。

●さて、この話、“ふ~ん、なるほど”で終わらさず^^、是非、自分事として引きつけて考
えてみていただきたいと思います。皆様はこのA社長の考え方に“賛同”されますでしょ
うか?もし、“賛同”されるとするならば、自社の“社内サービス”の状況・現状は如何で
しょう?満足いくものになっていらっしゃるでしょうか?(そもそも、“社内サービス”と
いう言葉があてはまるようなマネジメント・施策を展開されていますでしょうか?)或いは、
“賛同”されない方も勿論中にはいらっしゃるかもしれませんが、その場合、今後、そのポ
リシーで経営を全うしていくことが出来る、という“自信”と“根拠”を持つ事が出来るで
しょうか?短いけれども色々な示唆を与えてくれているこの“社内サービスの質”という言
葉、是非、一度、時間を取って深掘りしてみても悪くないかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中から都心で2件の打合せ。

午後は千葉へ移動し、セミナー講師を務めます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。