[ケアビジネスSHINKA論 Vol.950]

拠点マネジメントに対する気付き?

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

今年の4月15日、

認知症の母をテーマにしたドイツの映画、

“忘れな草”

が渋谷にて公開される、

との情報をキャッチ(?)しました。

ドイツに住む友人から

「すごく良い映画だった」

と聞いていたので、

今から楽しみです^^

興味をお持ちの皆様は是非、

下記サイトをチェック下さいませ。

http://www.gnome15.com/wasurenagusa/index.php

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■拠点マネジメントに対する気付き?
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●先日、近畿地区にて複数の施設を展開する某法人の理事長と拠点のマネジメントについて意見交換させていただいた折、話の流れから、世界最大のオーガニックスーパー、ホール・フーズ・マーケットの事例をご紹介させていただいたところ、「非常に示唆深いエッセンスが含まれた事例ですね」という嬉しい言葉をいただきました。今日は、その時にお伝えした事例を皆様にもご紹介させていただきます。同社が有する“こだわり”についてです。

●素晴らしい店舗づくり・品揃えと共に、そのマネジメント手法でも有名なホール・フーズ・マーケット。同社の各店舗には約10前後の“チーム(多くは売り場単位)”が存在していますが、それらの“チーム”は、さながら独立自営の会社であるかのような動きをしています。“責任”もあれば、その責任を全うするための“権限”もある、という状況で、それらのコンセプトは日々の運営のみならず、“採用活動”にも反映されているとのこと。

●店舗で働く店員は、先ずは各店舗の責任者の面接を受けて“仮採用”となりますが、その後、自らが希望する“チーム”の面接を受け、見習い期間を経て、チームの中の3分の2以上の同意を獲得してはじめて、晴れて“本採用”を勝ち取る事が出来る、というプロセスになっているそうです。「自らのチーム(売り場)は自らでつくる」正に、同社のコンセプトの徹底ぶりを表している好例と言っても差し支えないでしょう。

●「各施設・事業所が各々、自立して動いてくれたらどんなに素晴らしいだろう」そんなふうにお考えになられている経営者の方もかなり多いのではないでしょうか。そんな方は是非、自らの施設・事業所について、“現状において、どこまでの権限を付与できる状況にあるか”について、一度、計ってみてもいいかもしれません。その切り口で思考を深めることで、ひょっとすると今までにない、新たな打ち手が見えてくるかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は終日、札幌近郊の町でミーティングを行います。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。