[ケアビジネスSHINKA論 Vol.951]

「変革の時代」に経営者に求められるスタンス。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

“赤字の特養が3割”

そんな数字を全国経営協が発表しましたね。

調査は16年9~11月、

3,997の会員法人を対象に行い、

特養について614法人・918施設から
回答を得たとのこと。

まだ調査結果を分析している段階らしく、

会としてどのようなメッセージを形成して
いくのかは未知数ですが、

“事業経営”

という観点から、

どのようなスタンスを取っていくのか。

今後の動向に注目したいところです。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■「変革の時代」に経営者に求められるスタンス。
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●先日、首都圏地区の介護経営者と意見交換を行っていた折、どうしても気になる事があり、質問と共に指摘をさせていただいたところ、「あらためて言われると、“アイタタタ”って感じです。」という、とても素直な^^言葉をいただきました。今日は、その時のお話のポイントを皆様にもお伝えさせていただきます。“リーダーシップ”と“マネジメント”のバランスについてです。

●常日頃より当たり前に使っており、詳しい意味や意図について考える事もなかなか少ないであろう“リーダーシップ”“マネジメント”という2つの言葉。当然ながらこの2つの言葉、意味が全く異なります。リーダーシップとは「“未来志向”に基づき、“組織をより良くするための変革を成し遂げること”」を指すのに対し、マネジメントとは「“現在思考”に基づき、“複雑な環境にうまく対処し、既存のシステムの運営を効果的・効率的にオペレートすること”」(以上、ジョン・P・コッター博士の定義を原田なりの言葉を加えて意訳)。

●その上で、コッター博士は次のように強調されています。「“マネジメント”は勿論、組織経営上重要なもの。だが、変革の時代には、“リーダーシップ”の重要性が通常以上に高まってくる」・・・・・

●今、私たちの介護業界が「変革の時代」に突入していることは、恐らく誰も疑う余地がないであろうと思われます。さて、その認識を大前提として、コッター博士の言葉を自分事として引きつけて考えてみた場合、今の皆様は、“マネジメント”と共に、いや、それ以上のウェイトとして、“リーダーシップ”を強く意識・発揮しているでしょうか?是非、一度、じっくりと振り返ってみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は函館市内で複数の事業者様と打合せ。

その後、一旦、東京へ戻ります。
(明日の始発で大阪移動です^^)

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。