おはようございます、金曜日担当の尾添です。
今週26日(水)に、CBPオンライン勉強会『2027年法改定に向けた 介護DX戦略』を開催
させていただき、僭越ながら講師を務めさせていただきました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
今回は、
「加算取得」?「義務化対応」?「生産性向上」
という3つの視点から、2027年に向けた現在地の確認、そして何から手を付けるべきなのか
を約90分(原田とのセッションを含め)にわたってお話しました。
具体的な制度の整理やチェック項目、優先順位については、ご参加いただいた方だけの内容
ということで、ここでは詳しく紹介しませんが、セミナーを通じて繰り返しお伝えしたこと
が一つあります。
それは、
介護DX=「システムを入れること」ではない!
ということです。
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■■ 介護DXセミナーの振り返り
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◆介護DXと聞くと、
「介護ソフトを変える」
「タブレットを入れる」
「見守り機器を導入する」
「AIを使う」
どうしても、そんな話を想像してしまいます。
しかし、本来DXで変えるべきなのは「道具」ではありません。
変えるのは業務のやり方であり、仕事の流れであり、組織そのものです。
◆例えば、
「紙で書いていたものをパソコンで入力するようになった」
これはもちろん大切な一歩です。
しかし、それだけで仕事の流れが変わっていなければ、
「紙に書いて、パソコンにも入力して、さらに別の書類にも転記する」
そんなことが起こります。
これではデジタル化したはずなのに、仕事は減りません。
むしろ、
「システムを入れたら仕事が増えた」
ということすら起こります。
◆だから昨日のセミナーでは、
「何を導入するか」より先に、「今どんな仕事をしているのか」を見る。
という話を何度もしました。
同じ情報を何度入力しているのか。
FAXや郵送でなければならない仕事は本当にどれだけあるのか。
誰か一人しか分からない仕事はないか。
説明したこと、同意をいただいたこと、事故や苦情への対応が、きちんと記録として残って
いるか。
こうしたものを一度見えるようにする。
そこから初めて、
「この仕事は無くせないか」
「ここは仕組み化できないか」
「ここにデジタルを使えないか」
と考える。
私は、これが介護DXのスタートだと思っています。
◆セミナーでお伝えしたかったとこの一つに「今」というタイミングの重要性があります。
これまでDXは「やれば便利」「人手不足対策になる」という位置付けでした。
しかし状況は変わり始めています。
つい最近のことですが、生産性向上や協働化への取り組みが処遇改善とも結び付きました。
さらに2027年度改定に向けては、ICT活用や事業所間連携を前提とした人員配置の見直しも
議論されています。
つまりDXは、「やった方がいいもの」から「これから事業を続けるための前提」へ変わりつつ
あると言えます。
だからこそ、改定内容がすべて決まってからではなく、まだ余裕のある「今」から情報に触れ、
そして始めることが大切なのです。
◆とはいえ、大きく始める必要はありません。
自社の業務を一度見て、
「まず、この一つを変えてみよう」
と決める。
小さく試して、効果を確認し、次へ進む。
それで十分です。
もし、
「何から手を付ければいい?」
「今のシステムのままで改善できる?」
「2027年に向けて業務を整理したい」
ということがあれば、ぜひご相談ください。
システムを導入することからではなく、まず“今の業務を見るところ”から。
2027年4月まで、あと約7か月。
今できることから、一つ始めてみませんか?!
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今回セミナーを準備する過程で様々な声をお聞きし、改めて感じました。
介護DXについて、
「何かやらないといけないのは分かっている」
という事業者は非常に多い。
一方で、
「では、自社は何から始めればいいのか」
となると、急に難しくなります。
そういった事業者のために、厚労省は具体的な手順などを示したガイドラインを準備しています。
kaigo-seisansei-information.html
ポイントは、まず「今の業務を見るところ」から。
現在の業務を整理するだけでも、次にやるべきことはかなり見えてくると思います。
なおセミナーはアーカイブ配信もされます。
ご関心をお持ちくださる方、以下リンクよりお申し込みくださいませ。
https://forms.gle/gZSAsdpgvgasD1N56