[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2386]

「経営の出発点」について、示唆深いエピソードを思い出す機会がありました(3)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

台風14号、

15日時点の情報によりますと、

西日本地区を中心に、

3連休中は荒れ模様となる可能性も高いようですね。

毎週のように台風がやってくるこの時期、

当該地域の皆様はくれぐれもお気を付け下さますように。

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2025年を前に、

ホント、どうするんでしょうね。

あくまで私見の域を出ませんが、

そもそも

“介護予防ケアマネジメント”

って、どこまで必要なんだろう?

などと以前から疑問を抱いている私としては、

特にそんな感覚です。

関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/1465/

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「経営の出発点」について、示唆深いエピソードを思い出す機会がありました(3)。
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●松下幸之助氏が語った経営の定義「社員が奮い立つような、将来のあるべき姿を指し示
すこと」「実現までの段取りを明確に示すこと」「具体的に行動することすこと)」に言
及させていただいた後、九州地区・A理事長からのコメントがきっかけで更に思考が拡が
り、“命知元年”のエピソードについてご紹介させていただいている一昨日・昨日のメルマガ。

●一銭ももらわないどころか電車賃まで自ら負担しながら天理の地まで足を運び、そこで
熱心に働く天理教信者の方を前に、松下幸之助氏は「何故、こんなことが出来るんだろ
う?」と考え込んでしまった、というところで昨日は止めさせていただきました。本日は
その続きについてご紹介させていただきたいと思います。以下、ご確認下さいませ。

●一銭の収入もないばかりか、わざわざ電車賃を払ってやってきて、こんなに真剣に働け
るのはなぜなのだろう?と考え込んでしまうのです。(中略)そのとき、天理教の本部に
連れて来てくれた人が、「松下さん、あんたも天理教に入ったら、こうなれるよ」と入信
を勧めるのです。しかし、その誘いは断ってしまう。

●ここで入らないところがいかにも松下幸之助らしい。天理教が悪いというのではありま
せん。ただ、「いや、必ずしもそうでないと思う」といって、それからずーっと考え続け
るのです。なぜ給料をもらっていないあの人たちが、給料をもらっているうちの社員より
もこんなに働けるのか。それをずーっと考え続けるのです。

●その結果、松下幸之助の自叙伝によると「ある日突然、稲妻の如く走るものがあった」。
「そうか!」とわかったのです。何がわかったのか。「あの人たちは、自分のやっている
仕事には崇高な使命がある、聖なる事業であると信じて働いているのだ」とわかった。

●ああ、そうか、人間は崇高な使命に気がつけば、どんなに多くの給料をもらうよりも熱
心に働けるのだ、と気づいたのです。そして振り返って、「わが社に果してそんな使命は
あるか」と考える。良心的な仕事をしようという程度のことは考えていたけれど、崇高な
使命なんてものはまったくなかった。

●そう思った松下幸之助は、さらに深く考えはじめるのです。電器製品を作って売ること
には崇高な使命はないのだろうか。松下幸之助はそれを考え続けました。そして、やっと
気がつきます。見方によったら、われわれの仕事はあの宗教団体よりも偉大かもしれない
-それはどういうことなのか・・・・

●・・・・さて、今日も一旦、ここで締めさせていただきます。少しでも心に引っ掛かりを感
じていただけた方は一度、時間を取り、「電器製品を作って売る事業の“偉大さ”」につい
て、皆様なりに思考を巡らせてみていただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は終日、栃木・那須塩原で仕事が続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。