[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2298]

1年間の研修講師を終えて覚えた一つの“雑感(気付き)”。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「立民、介護・障害福祉職員の賃上げ法案を提出
追加で1万円増 全職種が対象」

・・・・

私からのコメントは控え、

あくまで一つの話題としてご提供させていただきます^^

関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/2022-04-20.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■1年間の研修講師を終えて覚えた一つの“雑感(気付き)”。
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●一昨日の火曜日の出来事。“コミュニケーション改善”を軸に1年に亘り継続的に実施し
てきた、某クライアントの職員研修を無事に終えることが出来ました(現場の皆さんと直
接触れ合う研修は極めて久しぶりだったので、個人的にも多くの学びがありました^^)。

●「1年前と今とを比べると、本当に同じ組織なの?と思うぐらい働きやすくなったし、
社内の風通しが良くなった」「1年前は退職も頭にあったけど、残っていて本当に良かっ
た」「人はそう簡単に変われない、と思っていたけど、その考えが変わった」等々、誠に
手前味噌ながらご参加いただいた皆様から本当に嬉しいフィードバックをいただき、

●それら一つ一つの言葉を噛みしめながら独り、次の目的地へ向かう電車の中で振り返り
を行っていたのですが(駅の売店で購入した最近お気に入りの缶酎ハイ^^を飲みながら一
人打ち上げをしつつ^^)、その中で「やっぱり重要なことだよなぁ」とあらためて再認識
したとある“気付き”がありました。

●その“気付き”とは、極めてシンプルな話なのですが、「コミュニケーションの改善には、
“質”ד量”の両面からアプローチを行うことが間違いなく必要だよなぁ」という事実です。

●「コミュニケーションが取れていないから、皆で話し合う場を持とうよ」そう考えるこ
と自体はとても素晴らしく、間違いなく改善に向けて“一歩前進”とはなる可能性は高まる
ものと思います。

●ただ、そのせっかくの集まりを如何にして“意味ある場”にしていくか?を考えた場合、
その場のコミュニケーションの“質”をどのように担保するか?をしっかりデザインして
いくことも併せて重要なポイントです。

●あくまで個人的な感覚の域を出ない話ではありますが、多くの組織のコミュニケーショ
ンは、“コミュニケーションの達人”のような方がそこにいらっしゃるからこそ成立してい
る(=“質”を担保している)、という、極めて属人的で危うげな状態に依存しているケー
スがとても多いのではないか、と思います。

●では、属人的ではない形で、どうやって組織やチーム全体のコミュニケーションの“質”
を担保していくのか?やはりそこには一定の“型”だったり、“スキル”だったり“ツール”を
活用し、デザインしていくことが最も効果的かつ効率的なのではないかな、とあらためて
感じた次第です。。。。

●・・・・さて、翻ってのご質問です。離職理由の高位に“人間関係”がランクする我々福祉
業界において、皆様はどのような“質”ד量”のコミュニケーションを心がけ、社内に“仕
組み”として落とされていらっしゃるでしょうか・・・・?

●少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、あらためて点検の
上、改善策を考えてみていただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

本日は、午前中は札幌市内のホテルにてオンラインミーティングが4件。

終了後は一路、東京へ戻り、

とある目的のもと、

業界をまたいだ様々な企業の皆様との交流の場に顔を出す予定です。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。