[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2159]

こんな決断、中々出来ないことなのかもしれません^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

雨が降り続く地域も多い中、

それに併せて自動車事故等も増えている、

という話を先日、うかがいました。

介護の仕事の中には

“移動”

が当たり前に組み込まれているサービスも多いと
思います。

当該の皆様はくれぐれも、運転にお気を付け下さいませ。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

────────────────────────────────────────
■■
■■こんな決断、中々出来ないことなのかもしれません^^
■■
────────────────────────────────────────
●「原田さん、理念経営、なんて言葉がありますけど、あれ、どういう意味ですかね?理
念なんてどの会社にだってあるでしょうし、、、、それなのに、何で敢えて“理念経営”と
言うのか、今一つピンとこないんですよ」・・・・東海地区でデイサービスを経営されている、
30代前半の若手経営者(A社長)の言葉です。

●あまりに素直かつ直球の質問に一瞬ドギマギしてしまいましたが、とても重要な事だと
思い、とある企業の事例をお伝えしたところ、「なるほど、そういう意味なんですね。奥
深いですね。。。」と、すっと理解していただくことが出来ました(さすが、新進気鋭の
聡明なA社長です^^)。

●この内容、ひょっとすると本メルマガにお付き合いいただいている皆様の中にも何らか
の“気付き”を感じ取っていただける方がいらっしゃるかもしれない?という想いのもと、

●本日は是非、A社長にお伝えさせていただいた事例を皆様にもお伝えさせていただきた
いと思います。多くの方がご存知であろう、スウェーデン発祥のお店“イケア”が日本に初
進出した時のお話です。

●2005年末、千葉・船橋にいよいよ日本第一号店を出店しようと準備を進めていたイケア。
しかし、いよいよオープン、という時期が近付く中、彼らはとても重大な問題に直面します。
何と、竣工前の敷地内に、渡り鳥が巣をつくってしまったのです。

●「なんだ、そんなことか。そんなの、除去すればそれでおしまいじゃないの?」普通なら
そう思うかもしれません。しかし、「家が世界で一番大切な場所」を提唱するイケアとして
は、鳥のマイホームを撤去して営業に踏み切る、という判断は、明らかに理念にそぐわない
ものでした。

●渡り鳥が冬を乗り越え、次の目的地に向かうまではほんの数か月。結果、彼らは、想定外
の様々なコストが発生する事を全て含んだ上で、オープン日を2006年4月24日にずらす判
断を下したそうです・・・・(詳しくはPHP文庫「イケアはなぜ「理念」で業績を伸ばせるのか」
をご参照ください)

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「“理念経営”
の奥深さをあらためて感じ取る」少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時
間を取り、自社と対照させながら思考を深めてみていただいても有意義かもしれませんね
^^

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、早朝からのオンラインミーティングの後、

午前中は大阪市内で打合せが1件。

午後は大阪市内にて、

“関西ケアビジネス研究会”

を開催します。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。