[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1764]

「適切な課題解決案が出てこない」時の視点のずらし方。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「AI機能付き交通事故削減支援サービス

“DRIVE CHART”

を活用した

“車録Pro”

を、介護事業の送迎車向けに改良」

・・・・

未来に向けた興味深い取り組みだなぁ、

と感じた次第です。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://dena.com/jp/press/004584

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「適切な課題解決案が出てこない」時の視点のずらし方。
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●先日、東海地区の介護経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。話題がとあ
る経営課題に移る中、解決策の絞り出しに向けてヒントになれば、と思い、とあるエピソー
ドをお伝えさせていただいたところ、

●「目から鱗の視点です。そうか、そうやって考えていけば別の角度から異なる解決策が出
てきそうですね。早速、幹部と相談してみます、ありがとうございます!」と、とても嬉し
い反応をいただく機会がありました。

●このエピソード、実は出所不詳で正直、事実かどうかすら怪しい部分もあるのですが^^、
それでも“気付き”“学び”が数多く含まれていることは間違いなく、本日は是非、皆様にも本
エピソードを共有させていただきたく思います。ビル管理業を行っている、A社の課題解決
に関する話についてです(既にご存知の方は“再確認”という意味でお付き合い下さいませ)

●とあるビルの管理業務を請け負っているA社は、ある大きな悩みに直面し、頭を抱えてい
ました。テナントとして借りていただいている多くの借主様から「エレベーターの待ち時間
が長過ぎて仕事に差し障りが出ている」とのクレームを数多く受けていたのです。

●困った担当者は「エレベーター自体に不具合が発生しているのではないか?」と疑い、先
ずは修理会社を呼んで点検を実施することに。然しながらその診断結果は、「今、使ってい
るエレベーターは正常に稼働しており、不具合箇所は見当たらない」というものだったそう
です。

●「どうしよう・・・・となると、解決策は“エレベーターの増設”か、“より高速なエレベーター
への機種変更”ぐらいしか手がない。でも、月々いただいている管理料から考えると、そんな
予算なんて到底捻出できるはずもないし。。。」

●困った担当者はその後、仲間に相談すべく、社内会議を開催することにしました。しかし、
皆で頭を突き合わせてあれこれ試行錯誤してみても中々妙案が浮かばず、議論は平行線を
辿るばかり。会議も2時間が過ぎ、参加者の集中力も切れ始め、明らかに皆の顔に疲れが見
え始めてきたその時。

●今まで殆ど発言していなかった新人社員がおずおずと手を挙げました。「あのぉ、、、こん
な方法は如何でしょうか?これなら費用も抑えられるかと。。。。」結果、この新入社員のアイデ
アにより、「エレベーターが遅い」というクレームは1ヶ月もしない内に完全に出なくなった
そうです。。。。

●・・・・さて、本日は一旦、ここままでで止めさせていただき^^、続きは明日のメルマガに
回させていただきたく思います。皆様ならこの問題に対し、どのような改善策を考えられま
すでしょうか?興味をお持ちいただいた方は是非、“頭の体操”的な意味合いで、明朝のメル
マガまでにアイデアを考えてみて下さいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は2つのWebミーティングを実施。

午後は関西某地区にて、某業態の視察を行います。

皆様は今日、どのような1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。