[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1435]

「採用の基本の“き”を忘れていたかもしれません」というコメントをいただきました。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「住民がドライバーになって高齢者らの移動を支える

“ボランティア輸送”

を2019年3月より開始する」

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福島県いわき市の取り組みだそうです。

郊外地域・中山間地域の皆様にとっては興味深い
情報かもしれないな、

と感じた次第です。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190130_63006.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■「採用の基本の“き”を忘れていたかもしれません」というコメントをいただきました。
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と人財採用について意見交換させていただいた時
の事。話の流れから少々“感じる”部分があり、そのポイントをとある事例と共にお伝えさせ
ていただいたところ、「“人が足りない”という悩みがグルグル頭の中を回る中、採用戦略の
基本の“き”を忘れていたような気がします。職員と一緒に考えてみます。ありがとうござい
ました!」という、とても誠実なコメントをいただく機会がありました。

●このA社長とのやり取り、釈迦に説法かな、とも思う一方、いや、ひょっとすると何ら
かの“気付き”を感じていただける方も中にはいらっしゃるかもしれない?という想い直し
のもと、本日は是非、私がA社長にお伝えさせていただいたポイントを皆様にも共有させ
ていただきたく思います。「どんなに入社してほしいのか、具体的にイメージできていま
すか?」というテーマについてです。

●「社長、社長はご自身の頭の中で、どのような方を採用したいのか、具体的なイメージを
お持ちでしょうか?」甚だ失礼な物言いであることは理解しつつ、敢えて直球のご質問を投
げかけさせていただいた私。その後、A社長は腕組みをし、真剣な表情でしばらく考えた後、
ポツリと言葉を発されました「どのような方って、、、?ちょっと質問の意図が理解できない
のですが、、、、」とても正直な反応を受け、私は言葉を続けます。

●「採用成功の出発点は、先ず、“どんな方に入社してほしいのか?”を具体的に想像する
ことですよね。そして、その具体像が明確であればあるほど、その次のステップとして重要
な、“どのマーケットに・どのようなアプローチ方法で・どのようなメッセージを伝達する
か”が自然に見えてくる」

●「(中略)今から10年近く前の話で恐縮ですが、複数の介護事業者に集まっていただき、
採用戦略のワークショップを開催したことがありました。記憶の限りで申し上げると、とあ
る介護事業者は、“サービス業の目線を持った、性格が明るい若手が欲しい”と考え、とあ
る介護事業者の方は、“体力があり、体育会のようなメンバーが欲しい”とおっしゃっていま
した」

●「その後、更なる具体化・絞り込みを行う中で、前者の事業者の方は、“飲食店でアルバ
イトを経験された(or現在もされている)方へのアプローチ”、後者の方は、“引退されたア
スリートの方へのアプローチ”というアイデアを出され、“では、どのようにアプローチす
るか?”について皆で考え、現実的な施策に落とし込んでいった記憶があります」・・・・

●皆様の“インスピレーション”を大切に致したく^^、本日のメルマガはこれにて止めさせ
ていただきたく思います。少しでも心に引っ掛かりを感じいていただけた方は一度、時間を
取り、自社にあてはめつつ、思考・アイデアを深めていただいても面白いかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都内にて、打合せ&デスクワークが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。