[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1416]

“何に着眼するか”で未来は大きく変わるかもしれません。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「民間の見守りサービスを安価に受けられるよう、
費用面を支援する」

「入居者が亡くなってしまった場合、家財の後片づけや、
原状回復などにかかる費用を家主に補助する」

・・・・

東京・中野区が今月から始める、

単身高齢者・障害者の賃貸住宅への入居を支援する
新たな制度だそうです。

こういう動き、もっと広まってほしいものですね^^

関心をお持ちの皆様は下記をご確認くださいませ。

https://kaigonews.joint-kaigo.com/article-10/pg309.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“何に着眼するか”で未来は大きく変わるかもしれません。
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●先日(と言っても昨年)、首都圏地区の介護経営者(A社長)とお会いし、様々意見交換
をさせていただいた時のこと。“着眼点の重要性”“主体性の重要性”に話が及ぶ中、ふと思
い出したエピソードがあり、お伝えさせていただいたところ、

●「とても分かりやすく、スタッフにも説明し易いエピソードですね。早速、朝礼のネタと
していただきます!」という、とても嬉しい言葉をいただく機会がありました。このエピソ
ード、ひょっとすると、今年も本メルマガにお付き合いいただいている読者の皆様の中にも
“気付き”を感じていただける方が中にはいらっしゃるかもしれない?という想いのもと、

●今日は是非、A社長にお伝えさせていただいた内容を皆様にも共有させていただきたく
思います。“落ちないリンゴ”という実話についてです(とても有名なお話なので、既にご
存知の方も多くいらっしゃるかもしれません。その場合は“再確認”ということでご一読い
ただければ幸いです)。

●「1991年9月28日早朝、津軽地方を襲った“台風19号”。最大瞬間風速50メートルを
越える強風は、津軽地方全域にわたり大きな被害を残して去っていきました。青森、津軽地
方といえばリンゴ。台風通過後にリンゴ畑を見に行った農家の方々は、その悪夢のような惨
状に皆しばらく声を出すこともできなかったそうです。収穫前のリンゴが木から落ち、あた
り一面に敷き詰められている。9割がたのリンゴが出荷できなくなってしまいました」

●「「もうダメだ」この被害により、りんご生産に見切りをつけざるを得ない農家の方もお
られたほど、リンゴ栽培で生計を立てていた農家にとっては死活問題だったそうです。と
ころがしばらくして、この危機的な状況を切り抜ける画期的な打開策が若いリンゴ農園経
営者の間から提案されました」

●「それは、「50メートル以上の暴風にも耐えた落ちないりんごを、全国の神社で“受験生
に縁起物“として販売し、併せてりんご栽培の起死回生の一助にしよう」というアイデア。
その後、このアイデアに賛同した農家は受験シーズンに間に合わせるために打合せを重ね、、
遂に“落ちないりんご”ができあがったそうです」

●「ちなみに値段はリンゴ1個あたり1,000円(!)だったとか。こうして“落ちないリン
ゴ”は明治神宮(東京)、湯島神社(東京)、亀戸天神社(東京)、大国魂神社(東京)、谷保
天満宮(東京)、鶴岡八幡宮(神奈川)、岩津天満宮(愛知)、熱田神宮(愛知)の計8カ所
で販売され、瞬く間に完売し、リンゴ農園のこの年の経営は難局を脱したそうです」・・・・

●落ちてしまった9割のリンゴを見て“どうすればいいのだろう?”と悩むのか?それと
も、落ちなかった1割のリンゴを見て“どうすればいいのだろう?”と悩むのか?、、、さ
て、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少しでも心に引っ掛か
りを感じていただけた方は、一度、時間を取り、自身の現状に当てはまることがないか、
チェックしてみても悪くないかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も昨日に続けて、長崎某地の視察。

その後、視察場所に程近いところに所在されている、

ケアビジネス研究会の会員様とお会いし、

夜に博多に入ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。