[ケアビジネスSHINKA論 Vol.952]

「変革の時代」に経営者に求められるスタンス(その2)。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

自動で離着陸する小型無人機

“ドローン”

の高齢者向け宅配実証実験が明後日、

3月3日に伊那市(長野)で行われるそうですね。

前回の自動運転の話題の時にもお伝えしましたが、

ご利用者・ご家族の利便性の革新・進化に向けて、

我々の脳内もどんどんアップデートしていく必要が
あるでしょう。

「ふ~ん、そうなんだ」

ではなく、

「へ~、なるほど。この内容、我々の事業に何か
活用出来ないかな?」

という思考で情報を追いかけると、

思わぬところで想定外の科学反応が起こるかも
しれません。

どんどん、

“情報感度”

を高めてまいりましょう!

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■「変革の時代」に経営者に求められるスタンス(その2)。
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●昨日にご紹介(人によっては再確認)させていただいた、コッター博士による“リーダーシップ”と“マネジメント”の定義。この話には、更なる続きが存在しています。今日は引き続き、“「変革の時代」に経営者に求められるスタンス”について、ご紹介させていただきます。“変革の8段階”についてです。

●「変革は8段階のプロセスによって実行して行く事が望ましい」そんな言葉と共に、コッター博士は次の通り、具体的なステップを明示されています。

【第1ステップ】危機感の醸成
【第2ステップ】変革推進チームの結成
【第3ステップ】(変革の方向性を示す)ビジョンの策定
【第4ステップ】ビジョンの伝達
【第5ステップ】ビジョン実現に向けた行動へのサポート
【第6ステップ】短期的成果をあげる計画の策定・実行
【第7ステップ】改善成果の定着と更なる変革の実現

●ここで一つ、注意点のご紹介。組織が変革を生み出す第一の出発点が「危機感の醸成」であることは、恐らく多くの方にとって、容易に理解出来ることではないかと思います。しかし、“危機感”というものは諸刃の剣で、醸成方法を誤ると、組織を停滞、否、最悪の場合には“崩壊”させかねないものだ、ということを、我々経営者・幹部は認識しておく必要があるでしょう。では、「適切な危機感」と「不適切な危機感」、一体どこが異なるのでしょうか?

●「適切な危機感」と「不適切な危機感」の判別方法、それは、「(その危機感は、)組織に情熱・前進のエネルギーを生み出す原動力になっているか?ただ単に萎縮・心配を誘発するものになっていないか?」という点ではないでしょうか。「このままではまずい」というメッセージのみの危機感の醸成は、“百害あって一利なし”であることを強く認識しておく必要があるのかもしれません。

●皆様の組織には「適切な危機感」が醸成されていますでしょうか?是非、そんな視点で自社を見つめてみてもいいかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝一番の飛行機で関西へ移動。

午前中は大阪南エリア、

午後は兵庫中部エリア(?)にて打合せを行います。
(1日の移動としては、結構な大紀行です^^)

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。