[ケアビジネスSHINKA論 Vol.869]

とても実践的で分かりやすい定義に出会いました^^(2)

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

10月25日、

介護職と看護職を対象に、

思考スキームという考え方に基づいた各職種の思考
パターンを抽出・比較した調査結果を知識環境研究会
が発表しましたね。

それによると、

介護職は、事実認識、ケアの実施根拠、ケアの実施という
思考スキームにおいて、

看護職よりも多様な思考パターンを持つという傾向が
みられたとのこと。

看護職は資格を保有していることが必要であり、

入職経路が限られる一方、

介護職には様々な入職経路があることが挙げられ、

背景知識や技能、経験などによる思考スキームの多様化が
みられるのではないか、

という推測も為されています。

本内容、特に、介護現場をまとめるリーダー層にとっては
有益な情報かもしれません。

是非、上記内容について、頭に置いておかれることをおススメ
します。

※参照URL

http://learning.ackk.org/kyoinkoshu/research.html

では、本日のメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■とても実践的で分かりやすい定義に出会いました^^(2)
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●昨日、「巡るサービス~なぜ地方の小さなビジネスホテルが高稼働繁盛ホテルになったのか~(オータパブリケイションズ)」から抜粋させていただいた“サービス”と“ホスピタリティ”の定義の違い。その後、あるメルマガ読者様から次の様なご質問をうかがいました。「弊社は“ホスピタリティ”を意識するよう指導しているのですが、自身が実践できているかどうかはどうすれば分かるのでしょうか?」この点についても、同本は我々に有益な示唆を提供してくれています。今日は、昨日からの続きとして、その見分け方のポイントを皆様にもご紹介させていただきたいと思います。

●同本では、“サービス”と“ホスピタリティ”の見分け方について、次のようなアイデアが披露されています。「日頃行っている接客行為が、そのどちらなのかを見分けるには、“それって、誰の都合?”と自問自答するといい。その行為がマニュアルや自社の効率を優先させた自分たちの都合で行っているものであれば、それは“サービス”。お客様を優先させた行為であれば“ホスピタリティ”と言える。“サービス”はマニュアルに縛られ、“ホスピタリティ”はマニュアルを使いこなす」・・・・・・・・・・これまた、とても分かりやすい視点だと思いませんか?

●あらためまして、上記の見分け方に従って考えた場合、皆様の会社は、“サービス”“ホスピタリティ”どちらのスタンスで経営・運営されているでしょうか?或いは、“本当はどうしたいと思っていて”“現状はどう”なのでしょうか?今後、他社との大きな差別化の一つになるかもしれない“ホスピタリティ”の概念。一度、真剣に時間を取って振り返り・検討してみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝一番のブレックファーストミーティングから
始まり、

札幌近郊で午前中に2件の打合せ。

その後、17時開始の打合せに向けて、

大阪へ移動します。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。