[ケアビジネスSHINKA論 Vol.757]

悩みや焦りを抱えている時に陥りがちなこと。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

昨日は都心で役員会。

JR東京駅から至近の場所でいつも打合せを
行っています。

いつも全国を回っている私ですが、たまには
大都会の空気を吸うのもいいですよね^^

このバランスが大事なのかな、とあらためて
感じた、そんな一時でした。

では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■悩みや焦りを抱えている時に陥りがちなこと。
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●先日、異業種から介護業界に参入し、複数サービスを展開されている某中堅企業の経営者(A社長)とお話をさせていただく機会がありました。曰く、「サ高住の入居率が上がらない。努力はしているものの、大変な状況が続いている」とのこと(よく聞く話でもありますね)。そんな中、以前、クライアント企業様と共に実行した事がある、とあるアイデアを投げかけたところ、「その発想はなかった。それなら確かに数値につながるかもしれない。早速、取り組みを検討してみます」との言葉をいただきました。今日は、その時のお話を皆様にも共有させていただきたいと思います(シンプルですが、でも、実はひょっとすると、なかなか奥が深い話かもしれません)。

●その会社は同地区で幾つかグループ会社(介護以外)を持っており、総従業員数は400名を超す規模。そんな中、私が伝えたアイデアは、「従業員向け福利厚生施策の一貫として、従業員の親御さんが入居された場合、経済負担を軽減する為に介護手当を支給する仕組みを導入してはどうか?」というものでした。このような仕組みがあれば、少なからず喜ばれる従業員の方もいらっしゃるのでは?とも思います。(恐らく、そのような仕組みを取り入れられている企業様もいらっしゃいますよね?)しかし、私がこのメルマガで伝えたいと思ったことは、決して上記アイデアの巧拙ではありません。そして、その、私がお伝えしたいと思った内容は、ひとしきり上記アイデアに対する意見交換が終わった後、期せずしてA社長の口から発せられました。

●ひとしきり議論を行った後、A社長は何か気付きを得られたような表情で、ボソッと次のような言葉を呟かれました。「今まで何かを始める時にはつい、外にばかり目が向きがちになっていて、“既存のリソース(資源)を存分に活用する”という視点に欠けていた気がします。そのように考える習慣・思考の型を持てば、ひょっとすると様々、今以上に効果的・効率的な経営が出来ていたかもしれない」

●釈迦に説法で恐縮ですが、何か悩みや焦り抱えている時(或いは逆に猪突猛進に前進している時も)、私も含め、人は、「灯台下暗し」状態に陥る事がよくあります。もし、皆様が今、悩みや焦りを感じている状態にあるとするならば、皆様は自社の持つ「資産」を忘れ、「灯台下暗し」状態に陥っている、なんてことはないでしょうか?この言葉を聞いて少しでも“ドキッ”とされたなら、是非一度、時間を取って自身の思考を分析し、自社の「資産」をあらためて見つめ直してみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝から飛行機で宮崎へ飛び、

宮崎市内で打合せ。

終了後、福岡へ移動し、打合せが続きます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるので
しょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。