[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2815]

障害者グループホーム事件の報道を受けて(私も少しだけ)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

今日から2024年の後半戦が開始となりますね。

今年が始まってから既に半年が経過・・・・

“光陰矢の如し”

と言う言葉の重みをつくづく感じます。

今年の初めに未来を見つめながら走り書きした、

“2024年アジェンダ”。

あらためて見直し、優先順位をつけながら着実に進めていきたいな、

とあらためて感じた次第です。

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■障害者グループホーム事件の報道を受けて(私も少しだけ)
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●先週金曜日の尾添のメルマガで採り上げられていた、“恵”グループの問題。食材費の過
大徴収や報酬の不正請求等、実態が明らかになる中でいわゆる“連座制”が適用され、今後、
全国的に指定更新を見送る事業所も増えてくる、との報道内容だったかと思います。

●この一件の報道読む中で真っ先に感じたのは、先ずは何より今回の直接的被害者である
同社を信じて入居した当事者、そして、その当事者を託したそのご家族に対する救済策が、
業界として円滑に講じられなければならない、ということ。

●そしてその次に、その当事者やご家族の日々を守るため、悪いことだと認識しつつも、
組織的な違法行為に加担せざるを得ないor見て見ぬふりをせざるを得ない状況に追い込ま
れていたかもしれない職員の皆様に対する心のケアと、そのような皆様に対する業界の温
かな目が重要になってくるだろうな、ということです。

●「サービスを“提供する側”と“提供される側”に二分して考えた場合、今回の件は“提供す
る側”に属している以上、関わった職員全てが“加害者”だ、という見方も確かに成立します
よね」・・・・今回の件で意見交換を行った関西地区の福祉経営者(A社長)の言葉を続けます。

●「でも、実態としてはサービスを提供する側の中にも“被害者”の方が一定数存在するはず。
恐らく恵グループの圧倒的大多数の職員は“いいサービスを提供したい”と思って入社してき
た方々だと思うんです」

●「そんな想いを抱いて入社してきた方々を“加害者”にも、“被害者”にもしてしまう。私た
ち経営者という役割の“重み”“責任”をつくづく感じさせる一件だったな、と私は受け止めて
いました」・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少しでも心に
引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自分なりの見方について思考を整
理の上、誰かと意見交換してみていただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は東京都内にて、

4件のオンラインミーティング。

午後は、デスクワークを経た後、

翌日の仕事場所である大阪へ入ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。