[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2421]

こういう人財確保の取組、一考の余地があるかもしれません(3)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「こういう場、もっともっと増えていくべきだよな」

・・・・

そんなふうに感じた次第です^^

男性介護者の集い広がる 同性同士で悩みに共感 孤立防ぐ
つながりづくり全国150以上

https://www.tokyo-np.co.jp/article/211536

・・・・

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

────────────────────────────────────────
■■
■■こういう人財確保の取組、一考の余地があるかもしれません(3)。
■■
────────────────────────────────────────

●人口減少・超高齢社会等が著しい郊外地域において、そもそも事業として構造的に成り
立たなくなりつつある業種も少なからず存在する中、「労働移転」を試みようとされてい
た東北地区・A氏の取り組み。

●人員整理に着手せざるを得なかったB社からA氏が所属する介護事業者への「労働移転」
を考える中、昨日は「B社として社員に(労働移転という考えを)どのように伝えるか?」
という内容についてご紹介させていただきました。

●今日は一昨日に引き続き、「A氏側(受入側である介護事業者側)の受入体制・スタンス
として、どのような心構えのもと、どのような準備を進めたか?」についてご紹介させて
いただきたいと思います。以下、ご確認下さいませ。

●一方、受け入れ側のA社としては、次のような方針・対応を行うことを決定しました。
(1)先ず、B社社内において、「介護事業とはどんな仕事なのか」について説明する社内
セミナーを開催し、B社従業員の皆さんに実情を把握してもらい(風評被害含め、いい面
も悪い面も全て洗いざらい説明)、関心を持ってもらう。

●(2)その上で数日間~数週間の間、実際に介護事業の仕事を見学・体験してもらい、
「どんな仕事なのか?」「聞いていた話とのギャップはないか?」等を自らの五感で体感
してもらう(この間、A氏がいる法人側では担当の介護職員を付け、丁寧にサポートを行
う)

●(3)上記2施策を通じて関心を持っていただいた社員の方に対し、A社社内の「初任
者研修」を受講していただく(参加経費はA社とB社で負担。当人は負担なし)。

●(4)上記3施策を経て心身ともに準備が整い、「よし、ここの法人で働こう!」と意
思決定したB社社員の方はA社へ“転籍”、或いは、“出向”という形をとる。或いは、各
種法的な制限があるのでその点は注意・熟慮が必要だが、場合によっては“業務委託”や、
“派遣(=B社が新たに派遣許可事業者となる)”という形をとる・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?少しでも心
に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、“(人員の)送り出し側”と“受
入側”の両方を対比させつつ、“気付き”“学び”へと昇華させていただいても有意義かも
しれませんね^^

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は広島市内にてオンラインミーティング。

午後は広島市内にて、

“中四国ケアビジネス研究会”

を開催します。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。