[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2357]

事業を進める上で、大切な示唆が含まれているかもしれません(その1)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

厚労省は20日、

生産性の向上、ICTの導入などに取り組むうえで参考になる
資料がまとまった公式サイトについて公表したようですね。

介護保険最新情報Vol.1089に記されています。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/content/000966299.pdf

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■事業を進める上で、大切な示唆が含まれているかもしれません(その1)。
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●先日、東海地区の介護経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。「高齢者
向けの運動支援サービスを自費で始めようかと考えている」というお話を伺う中、失礼な
がら話の根本部分に何となくの違和感を覚えつつ、ふと、過去に出会った事例を思い出し、

●その要諦をお伝えさせていただいたところ、「・・・・薄っぺらいマーケティング発想や利
己的な理屈ではなく、足元から発想を生み出していく視点が必要なのかもしれません。ち
ょっと、視点を加えて再考してみます」と、とても誠実かつシャープなコメントをいただ
く機会がありました。

●この内容、本メルマガにお付き合いいただいている皆様の中にも“気付き”もしくは“ヒン
ト”を感じ取っていただける方がいらっしゃるかもしれない?という想いのもと、

●本日は是非、東海地区の経営者にお伝えさせていただいた内容を皆様にも共有させてい
ただきたく思います。過去に本事例について雑誌に寄稿させていただいたことがあるので
すが、そちらを今週の月~金のメルマガ計5回に分けてお伝えさせていただきますので、
是非、ご確認下さいませ^^

●A社は現在、リハビリデイを複数拠点展開すると共に、認定外高齢者向けの保険外予防サ
ービスを取り組んでいます。両方とも高い稼働率(定員に対して90~95%)を維持してお
り、報酬単価が下がった後も、高業績を堅持している状況です。

●と、ここまでの情報だけだと、大変優秀、かつ先進的な事業者であることは間違いないも
のの、それほど目新しい事業形態を採っている訳でもなく、皆様に敢えてご紹介するような
話ではないかもしれません。ですが、実は、A社のビジネスモデルには他にはない、私が思
わず「なるほど!」と思わず声を上げてしまうぐらいの面白い特長がありました。

●前述の通り、保険外で予防サービスを展開しているA社ですが、現状、大賑わいであるに
も関わらず、何と、A社は、保険外サービスのご利用者を集めるための外向けの営業活動
について「ほとんど行ったことがない」と言うのです。

●保険内サービスしかやっていなかった社歴も浅い株式法人が営業をほぼ行うことなく、
どうやってご保険外利用者を集めたのか?俄かには信じ難い話なのですが、A社代表 B氏
の話を聞くと、その理由は非常にロジカル、かつ、納得感の高いものでありました。

●・・・・さて、本日は一旦、ここで止めさせていただきます。お時間の在る方は是非、時間を
取り、「どうやって“営業無し”で顧客を集められたのか」、思い思いにアイデアをブレスト
してみて下さいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は朝から夕方まで、

オンラインミーティング&打合せ。

夜は東京都内にて、

介護業界で活躍されているお三方との会食です。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。