[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2063]

誠に雑駁ながら、ふと、とある想いが頭をよぎった次第です。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

3月末に公表された、

“ケアプランの新たな標準様式及び記載要領”

、こちら、13年ぶりの改訂だったようですね(驚)。

既にご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、

未だご確認されていない皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.wam.go.jp/gyoseiShiryou-files/documents/2021/0401101809839/ksvol.958.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■誠に雑駁ながら、ふと、とある想いが頭をよぎった次第です。
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●先日、首都圏地区の介護経営者・幹部の皆様と意見交換させていただいた時の事。ミッシ
ョン・ビジョンについて議論を重ねる中、「ミッションはイメージできるけど、ビジョンは
イメージしづらい」という、

●とても示唆深い意見をお聞きする機会がありました(様々な定義があろうかと思いますが、
今回は、「社会における使命・存在意義」をミッション、「目指す方向性・到達したい地点
(将来ありたい姿)」をビジョン、と定義した上での意見でした)

●その議論を行いながら、私の頭の中では、「今までそのような視点で考えてなかったけど、
なるほど、ひょっとするとそういうことなのかもしれないなぁ」と感じる、とある想いが湧
き上がっていました。うまく言葉に表現しづらいのですが、それらは概ね、次のような想い
です。

●「今までの介護サービスって、QOLの維持・向上を前提に、言わば、“マイナスに振れか
ねない状況をいち早く察知し、支援を行う”ことを通じて、安心・安全な暮らしを支えよう
と懸命に活動してきた、と、どちらかと言えば言えるのかもしれないなぁ」

●「異なる表現を用いれば、“マイナスにはならない、±0ラインを維持するための支援”が
今までの介護サービスの役割・中心軸だった、とすると(=全てが全てそうだとは言い切れ
ないが、その傾向が強いのではないか、と仮定したとすると)、“ミッションはイメージで
きるけど、ビジョンはイメージしづらい”という意見は正にその通りなのかもしれないなぁ」

●「一方、“ありたい未来の姿”についてスタッフ全員で共有し、賛同を得ることが出来れ
ば、安定感のある強い法人、強い組織が出来上がることは間違いない」「これからの介護経
営者はこのような視点に基づき、あらためて“ミッション”とは異なる“ビジョン”につい
て、思考を深めていく必要があるのかもしれないなぁ」・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?誠に雑駁、か
つ、問題意識共有レベルで恐縮ですが、少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一
度、時間を取り、

●あらためて振り返ってみていただいても面白いかもしれませんね(&もし、皆さんの中で
“うちはこういうビジョンを掲げています”というものがありましたら是非、私にも共有下
さいませ^^)

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、福岡県内にて、

午前中はクライアントと共に店舗視察。

午後は熊本市内に移動し、

“南九州ケアビジネス研究会”

を開催。

終了後は東京へ戻ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。