[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1989]

この2語は、昨日の問いに対する答に隣接するかもしれません。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

新型コロナウイルスの流行によって通いの場などの
開催が難しくなるなか、

厚生労働省は高齢者が感染リスクを避けながら健康を
維持するポイントをまとめた動画、リーフレット、ポスターを
作成したようですね。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.wam.go.jp/gyoseiShiryou-files/documents/2020/1207091822391/ksvol.894.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■この2語は、昨日の問いに対する答に隣接するかもしれません。
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●昨日のメルマガでご紹介させていただいた、「一橋大・楠木教授激白!ワークマンをマ
ネると【地獄の一丁目】行きになる!」という記事。既に目を通していただいた方もいら
っしゃるかと思います(未だの方はお時間の宜しい折に下記をご確認下さい^^)。

https://diamond.jp/articles/-/256337

●記事中に記載されていた、「1つひとつの要素が非合理で、ストーリー全体も非合理的」
「1つひとつの要素が合理的で、ストーリー全体も合理的」「1つひとつの要素が合理的だ
が、ストーリー全体は非合理的」、そして最後は「1つひとつの要素には非合理が含まれる
が、ストーリー全体は合理的」という4つの整理。

●上記整理に基づき、記事の中でワークマン社は「「1つひとつの要素には非合理が含まれ
るが、ストーリー全体は合理的」にあてはまる、だからこそ強いのではないか」という視点
が提示されていました。

●その上で私からは、「何故、企業は“意図的な非合理”を生み出せないのだだろうか・・・・?」
という問いを昨日のメルマガの文末に記させていただいた訳ですが、この問いの答に隣接す
るかも、として、私自身、ふと、記事を読み終えた後に思い浮かべたのは、「顧客志向」と
「自分(自社)志向」という言葉でした。その心・意図としては次の通りです。

●「“顧客志向こそ重要”“顧客志向でなければ生き残れない”という、誰もが当たり前だと感じ
る言葉を企業は標榜し続ける。それは、“顧客志向”と言いつつも、つい、“自分(自社)志向”
で全ての物事を捉えてしまうからではないだろうか?(=顧客を見ながらも、つい、自分・自
社にとって都合のいい考え方を選択してしまうからではないだろうか?)」

●「顧客の気持・要望は〇〇だ」「でも、それを実現しようと思えば、自社に負荷がかかって
しまう(コストが余分にかかる、今以上に人材を集めなければならないetc)」…そんな思考の
揺らぎの結果、

●リスクを恐れて「顧客の気持・要望」より「自分・自社に都合のいい思考」を優先・正当化
してしまい、結果、「自分・自社にとって合理的」ではあるが、「顧客の気持・要望から見る
と非合理」なものが生まれてしまう。だから、ワークマン社のような戦略を取れる企業は少な
いのではないか、と・・・・

●・・・・さて、上記ロジック、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少しでも心に
引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、あらためて自問自答してみていただい
ても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝から夕方まで東京都心で面談、及びオンラインミーティングが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。