[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1924]

甚だ抽象的な私見で恐縮ですが、一つの課題認識・課題提起として。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

9月30日に開催された、介護給付費分科会。

“介護人材の確保・介護現場の革新”

“制度の安定性・持続可能性の確保”

について議論が為されています。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13726.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

────────────────────────────────────────
■■
■■甚だ抽象的な私見で恐縮ですが、一つの課題認識・課題提起として(2)。
■■
────────────────────────────────────────

●北関東地区の介護経営者(A社長)との会話に端を発し、特にこの数年、組織づくりに
対して感じ続けている“違和感”の一つについてお伝えさせていただいた昨日のメルマガ。
“幾つかの違和感”ということで先ずは一つ目をご紹介させていただいた訳ですが、本日は
是非、私が感じている“もう一つの違和感”について皆様にお伝えさせていただきたく思い
ます。

●その内容とは、“ご利用者に対するケアマネジメント”と“組織づくり”の非連続性につい
て。甚だ雑駁ながら、「本人が保有しているストレングスを見出し、そのストレングスが
存分に発揮されるよう、本人自身と共に本人を取り巻く周囲の関係・環境に着目し、」

●「そこで生じている不具合を取り除きながらPDCAサイクルを実践し、継続的にご利用
者のQOLが高まり続けるよう支援して行く」ところに我々のご利用者のアプローチに対す
る専門性・本質があるのではないか?と理解しています。換言するならば、どれだけ“自己
肯定感”を高めていくことが出来るか?ということなのかもしれません。

●他方、そのような機能を個々の職員が発揮できる状況・環境をつくるため、我々は絶え
ず組織づくりを実践している訳ですが、その“組織づくりに対するコンセプト”と前述の“ケ
アマネジメント”に果たしてどれだけの“一貫性”がとれているのだろうか?(前述の言葉で
申し上げるなら、“非連続”になってしまっていないか?)

●ご利用者に対して「“自己肯定感”を引き出せるようなアプローチをするように」と職員
に求めているにも関わらず、組織として、個々の職員の“自己肯定感”を引き出し、高める
ようなアプローチが根本的な考え方としてとれているか?と考えると、

●勿論出来ている法人も一定数存在していることは間違いないのですが、その一方で、「う
~ん・・・・どうなんだろう?」と感じてしまう法人も相当数存在するような気がする次第です
(あくまで私個人の肌感覚で申し上げるなら、後者の方が数が圧倒的に多いような気がする
のですが)・・・・

●・・・・さて、上記視点、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?昨日に引き続き
甚だ抽象的な内容(問い)で恐縮ですが、それでも少しでも心に引っ掛かりを感じていただ
けた方は一度、時間を取り、頭の体操含めて自身の心の中で“自問自答”してみていただいて
も悪くないかもしれませんね^^

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も終日、神戸市内で業務が続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。