[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1923]

甚だ抽象的な私見で恐縮ですが、一つの課題認識・課題提起として。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

今日よりいよいよ、2020年の

“最終クォーター”

が始まりましたね。

不可抗力含めて本当に色々あった2020年
でしたが、

次年以降の進化・発展へとつながっていくための

“爪痕”

を一つでも増やしていきたいと思います。

年末まで残り3ヶ月、有終の美を飾ることが出来るよう、

皆様、互いに頑張ってまいりましょう!

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■甚だ抽象的な私見で恐縮ですが、一つの課題認識・課題提起として。
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●先日、北関東地区の介護経営者(A社長)と組織づくりについて意見交換させていただ
いた時の事。話の流れから、特にこの数年にわたり感じ続けている幾つかの“違和感”につ
いてお伝えさせていただいたところ、

●「う~ん・・・・そういう視点で考えたことは正直ありませんでしたが、確かに真剣に考え
なければいけないテーマかもしれませんね…なんだかちょっとショックな気がします・・・・」
という、とても真剣・誠実な^^反応をいただく機会がありました。

●私がA社長との意見交換の中でお伝えした課題認識は、大きくは“組織マネジメント”の
範疇に含まれる話についてです。“幾つか”と表現させていただいたものの中から一つを採
り上げ、雑駁ながらも申し上げるとするなら、

●例えば「定量的にも定性的にも時代環境は大きく変わっているのに、組織マネジメント
の考え方は旧態依然としてしまっているのではないか?」というものです。

●“定量的”という言葉の意味合いは、例えば、人口構造の視点。仮に比較対象として“高度
経済成長期”を見立てた場合、その時代は、いわゆる“人”という経営資源が国内に潤沢に在
った時代、と換言できるかもしれません(何せ、その時代の中心的な働き手は“団塊の世代”
だった訳ですから)。そのような中、

●その時代にはその時代に見合った“組織マネジメント”の方法論があったかと思うのです
が、生産年齢人口が減少基調にある今現在においても、同じ考え方の組織マネジメントを
“盲目的に”あてはめようとしてしまっていないだろうか?という視点です。

●そしてその次、“定性的”という言葉の意味合いについて。“団塊の世代”の皆様の若かり
し頃(≒働き盛りの頃)とほぼ同年代の“今現在の若手”の皆様は、(団塊の世代の皆様と
比べて)志向も価値観も大きく変化・変質しているはすなのに、

●当時(=団塊の世代の皆様が若手だった時期)と同じコンセプト・考え方の組織マネジ
メントを“盲目的に”彼らにあてはめようとしてしまっていないだろうか?

●更に異なる言葉で申し上げるなら、経営者・幹部である我々が“自身の価値観”もしくは
“自身の体験”を基礎に、時代環境の変化や対象者の変化・変質を自らの思考に落とし込む
ことなく、“過去より“正”と信じてきた組織マネジメント”をひたすら当てはめようとし
てしまっているのではないか?という課題認識・視点です。。。。。

●・・・・さて、甚だ抽象的ながら上記視点、皆様はどのようにお感じになりましたでしょう
か?少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、頭の体操含めて自
身の心の中で“自問自答”してみていただいても悪くないかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝一番で神戸から徳島へ移動。

業務を済ませた後にとんぼ返りで神戸に戻り、

神戸市内で業務が続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。