[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1535]

“未来が楽しみな会社だな”と感じる会社に共通する2つのキーワード。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「従来より数を減らした“標準確認項目と、
それを確かめるための“標準確認文書”を規定する」

「特別な事情がある場合を除き、これら以外のチェックは
原則として行わない」

上記内容を含んだ

“新・実地指導運用指針”

を厚労省は各自治体に通達したようですね。

今後は今回策定された指針に伴い、各地で実地指導が
行われていくとのこと。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認くださいませ。

https://www.wam.go.jp/gyoseiShiryou-files/documents/2019/0531131609781/ksvol730.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“未来が楽しみな会社だな”と感じる会社に共通する2つのキーワード。
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●平日、ほぼ毎日のように全国どちらかの地域にお邪魔し、各地の介護経営者・幹部の皆
様とコミュニケーションや意見交換をさせていただいている私ですが、そのような活動を
ここ数年積み重ねさせていただく中、ふと最近、頭に湧き上がり、離れない“とある想い”
があります。それは、

●「(現在の状況に関わらず)“1年後・2年後の未来が楽しみだな”と感じられる企業に
は、2つの共通するキーワードがある」というもの。本日のメルマガでは是非、その2つ
のキーワードについてご紹介させていただきたいと思います。

●先ず一点目のキーワード、それは“一貫性”です。経営者や幹部、職員の間に考え方と
しての“一貫性”が存在している。“すべての事象に対する判断基準が、社内で公知(=公
(おおやけ)の知)化されている”と言い換えても差し支えないかもしれません。

●経営者ですらも自身(個人)の考え方ではなく、法人として定められたその判断基準に
従って判断を行っていることは勿論、常にその基準に基づきながら幹部を指導されており、
幹部の方々も同様に部下を指導している。。。このような会社には、言葉に表現するのが
難しい“空気感”が社内に定着しています。

●次に、2つ目のキーワードとして感じるのは“一体感”という言葉。“頭”だけではなく、信頼
関係を背景に“心”でつながっている。勿論、一朝一夕に、そのような状態が出来上がってきた
訳では当然なく、“一体感”を生み出すための具体的なアクションを積み重ねてきた“結果”とし
て、そのような(一貫性同様)“空気感”が社内で醸成されていっていることを、経営者の皆様
との会話の中から感じ取ることが出来ます。

●この“一貫性”と“一体感”の存在が数時間お邪魔するだけで分かる会社、或いはその2つを醸成
すべく、アクションを具体的に取り続けている会社に出会う度、私は、「この会社の1年~数年
後が楽しみだなぁ」という感覚と共に、逆に“エネルギー”をいただく次第です。。。。

●さて、翻って、経営者・幹部である皆様へご質問です。皆様の会社の中の“一貫性”“一体感”の
醸成具合は如何でしょうか?或いは、それらを醸成するために、どのような打ち手を講じられて
いるでしょうか(或いはこれから講じるでしょうか)?少しでも心に引っ掛かりを感じていただ
けた方は是非、時間を取り、自社を点検してみても面白いかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は東京都心でデスクワーク&打合せ。

午後は、明日の仕事場である広島県へ移動します。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。