[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1532]

多少の“勇気”は必要かもしれませんが、とても効果的なアイデアだと感じました^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

今年度から新設された在留資格

“特定技能”

について、

4月にフィリピンで実施された第1回目の
試験結果が公表されたようですね。

“介護技能評価試験”

“介護日本語評価試験”

の両方に合格されたのは、

113人中84人。

同仕組み、今後の動向に注目していきたい
ところです。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■多少の“勇気”は必要かもしれませんが、とても効果的なアイデアだと感じました^^
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と組織活性化について意見交換させていただい
た時の事。「現在、全社的な賃金体系の見直しを進めている」との話をうかがう中、「この
タイミングにおいて、素晴らしい取り組みだなぁ」と感じつつ、

●ふと、15年ほど前にご支援させていただいたクライアント企業B社(サービス業)の取
り組み事例を思い出し、その概要をお伝えさせていただいたところ、「それなりの勇気を
有する取り組みかもしれませんが、でも、効果性は高そうですね。うちでも実践を検討し
てみます」という、とても嬉しいレスポンスをいただく機会がありました。

●A社長にお伝えさせていただいたこの内容、ひょっとすると本メルマガにお付き合いい
ただいている皆様にも何らかの“気付き”をご提供出来るかもしれない?という想いのもと、
本日は是非、その事例を皆様にも共有させていただきたく思います。B社社内で”毎年”開
催されている「賃金体系説明会」についてです。

●「賃金制度には何より、“透明性”と“納得感”が必要」自身のサラリーマン時代の経験を
踏まえ、そのような信念を強くお持ちになられていたB社社長。社長就任後、彼が真っ先
に取り組んだのはA社長同様、「賃金体系の抜本的見直し」でした。

●その後、現状把握・分析などの入念なプロセスを経て約10カ月かけて見直しを行った後、
ようやく新たな賃金制度が完成。年に一度開催される社員総会で内容をしっかり説明し、
一定の質疑応答期間を設け、いざ、導入開始・・・・と、ここまでは多くの経営者様がおやりに
なられているプロセスかもしれません。が、私が「そこまで徹底している会社は一体、どれ
だけあるだろう?」と驚いたのは、

●この「賃金体系説明会(社員個々のQ&A含む)」を(前述の通り)毎年、社員の賃金改
変が行われる直前のタイミングで行っている、ということでした。「たった1度説明したと
ころで、恐らく内容の半分も理解できていないかもしれない」

●「だからこそ当社では、(給与更改のタイミングという)1年で最も自身の賃金について
関心が高まるこの時期に敢えて、何度も詳細な説明を基本から行うことで、自身の賃金に対
する“納得感”を醸成するように意識しています。と、同時に、社員との関係において“正直・
誠実でありたい”という会社の姿勢をそこから感じ取ってもらえればとても嬉しいな、と期待
しつつ、この取り組みを続けているんです(B社経営者)」・・・・

●・・・・さて、上記B社の取り組み、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少
しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自社の取り組み・姿勢
と対照させてみても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝から夜まで、

東京都心で打合せが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。