[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1442]

危機感・情熱が強い経営者が見落としがちな“穴”~関西地区A社長との会話から~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「人間とテクノロジーの共生による新しい介護の
あり方を創造する」

そんな志を実現すべく、

SOMPOホールディングスが今月5日、

新たな研究所

“Future Care Lab in Japan”

を開設されたようですね。

中小企業には持ちえない、大企業の豊富な
リソースを活かし、

是非、グループ内だけでなく全国の介護事業者でも
活用可能な、

画期的なソリューションを開発していただきたい
ものだな、

と感じた次第です。

※詳細をお知りになりたい方はこちら

https://cp.maildeliver.jp/cp/mailUser

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■危機感・情熱が強い経営者が見落としがちな“穴”〜関西地区A社長との会話から〜
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●今週の初め、関西地区の介護経営者(A社長)と今後の経営方針について意見交換させて
いただいた時の事。「今の延長線上では5年後、10年後が描けない」そんな危機感から懸命
に経営革新に取り組まれているA社長なのですが、話の流れからふと、とある不安を感じ、
その点について、とあるネット記事を紹介&一緒に読みながらお伝えさせていただいたと
ころ、

●「その点は私自身も“注意深く対応しなければ”と考えておりました。ただ、今の原田さん
からの意見を聞いて、そのポイントにどこまで本気で、注意を払っていたのだろうか?と考
えてみたら、自身の焦りを含め、まだまだ甘かった、と言わざるを得ないかもしれない。職
員を巻き込めなければ絶対うまく行くはずはありませんものね。再考してみます」という、
とても誠実な反応をいただく機会がありました。

●このA社長とのやり取り、本メルマガにお付き合いいただいている皆様の中にも何らかの
“気付き”を感じていただける方も中にはいらっしゃるかもしれない?という想いのもと、本
日は是非、A社長と一緒に読み、議論の叩きにしたネット記事を皆様にも共有させていただ
きたく思います。「組織変革を成功に導く秘訣は共感力にある」という記事についてです。

http://www.dhbr.net/articles/-/5717

●・・・・さて、上記記事、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?危機感、或い
は情熱を強くお持ちであるが故に、経営陣の理屈・視座に偏った変革を推し進めてしまい、
実行主体であり財産でもある職員との間にギャップが生じてしまっている、なんてことはな
いでしょうか?少しでも心に引っ掛かりを感じられた方は一度、時間を取り、自社の(職員
に対する)コミュニケーション方法・施策品質について再点検してみても悪くないかもしれ
ませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も、滋賀県内において、

“人財確保・定着”

をテーマにしたセミナー講師を担当。
(2daysの2日目です^^)

終了後、東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。